イスラエルの長老たちはみな集まり、
ラマにいるサムエルのところに
やって来て、

彼に言った。「ご覧ください。
あなたはお年を召し、
ご子息たちはあなたの道を
歩んでいません。
どうか今、
ほかのすべての国民のように、
私たちをさばく
王を立ててください。」

彼らが、「私たちをさばく王を
私たちに与えてください」
と言ったとき、そのことばは
サムエルの目には
悪しきことであった。
それでサムエルは主に祈った。

主はサムエルに言われた。
「民があなたに言うことは何であれ、
それを聞き入れよ。
なぜなら彼らは、
あなたを拒んだのではなく、
わたしが王として彼らを治めることを
拒んだのだから。

 ̄ ̄
サムエルは、
自分に王を求めるこの民に対して、
主のすべてのことばを話した。

 ̄ ̄
しかし民は拒んで、
サムエルの言うことを
聞こうとしなかった。そして言った。
「いや。どうしても、
私たちの上には王が必要です。

サムエル記第一8章4~7,10,19節


・補足・
この後、イスラエルに初代の王として
サウルが選ばれる。
(サムエル記第一9:15~16, 10:1参照)

サムエル…主の預言者
(サムエル記第一3:19参照)