その後、私は見た。
すると見よ。
すべての国民、部族、民族、
言語から、
だれも数えきれないほどの
大勢の群衆が
御座の前と子羊の前に立ち、
白い衣を身にまとい、
手になつめ椰子の枝を持っていた。

彼らは大声で叫んだ。
 「救いは、御座に着いておられる
私たちの神と、子羊にある。」

 ̄ ̄
すると、
長老の一人が私に話しかけて、
「この白い衣を身にまとった人たちは
だれですか。どこから来たのですか」
と言った。

そこで私が
 「私の主よ、あなたこそご存じです」
と言うと、長老は私に言った。
 「この人たちは
大きな患難を経てきた者たちで、
その衣を洗い、
子羊の血で白くしたのです。

それゆえ、
彼らは神の御座の前にあって、
昼も夜もその神殿で神に仕えている。
御座に着いておられる方も、
彼らの上に幕屋を張られる。

彼らは、
もはや飢えることも渇くこともなく、
太陽もどんな炎熱も、
彼らを襲うことはない。

御座の中央におられる子羊が
彼らを牧し、
いのちの水の泉に導かれる。
また、神は彼らの目から
涙をことごとく
ぬぐい取ってくださる。」

ヨハネの黙示録
7章9~10,13~17節

・補足・
子羊、子羊の血…
救い主イエス・キリストと
十字架で流された血潮を表す
(ヘブル9:14参照)