そのころ、
弟子の数が増えるにつれて、
ギリシア語を使うユダヤ人たちから、
ヘブル語を使うユダヤ人たちに対して
苦情が出た。
彼らのうちのやもめたちが、
毎日の配給において
なおざりにされていたからである。

そこで、十二人は
弟子たち全員を呼び集めて
こう言った。「私たちが
神のことばを後回しにして、
食卓のことに仕えるのは
良くありません。

そこで、兄弟たち。
あなたがたの中から、
御霊と知恵に満ちた、
評判の良い人たちを七人選びなさい。
その人たちに
この務めを任せることにして、

私たちは祈りと、
みことばの奉仕に専念します。」

この提案を
一同はみな喜んで受け入れた。
そして彼らは、
信仰と聖霊に満ちた人ステパノ、
およびピリポ、プロコロ、ニカノル、
ティモン、パルメナ、
そしてアンティオキアの改宗者
ニコラオを選び、

この人たちを
使徒たちの前に立たせた。
使徒たちは祈って、
彼らの上に手を置いた。

こうして、
神のことばはますます広まっていき、
エルサレムで
弟子の数が非常に増えていった。
また、祭司たちが大勢、
次々と信仰に入った。

使徒の働き6章1~7節


・補足・
※弟子たち全員…あるいは
弟子たち「の群れ」

・参考・
「このイエスを、
神はよみがえらせました。
私たちはみな、
そのことの証人です。」
彼のことばを受け入れた人々は
バプテスマを受けた。
その日、三千人ほどが
仲間に加えられた。
(使徒の働き2:32,41)

しかし、
話を聞いた人々のうち大勢が信じ、
男の数が5千人ほどになった。
(使徒の働き4:4)

そして、
主を信じる者たちはますます増え、
男も女も大勢になった。
(使徒の働き5:14)