キングヘイローその後 そして伝説へ~
応援していたキングヘイローが初GⅠをゲットした事。
その2着が福永騎手の馬だった事。
キングヘイローに福永騎手が乗っていたら最高だった
のになど考えましたが・・・それ以上に当時の私の
心を支配したのは、キングヘイローと福永の馬の
馬連の組み合わせで150倍くらいついたことです。
自分が応援している組み合わせで万馬券になるなんて
見てしまったら、競馬にのめりこむ原因としては
充分でしょう。と言ってもすぐに馬券を買い始めたかと
言うとそうではなく、競馬中継は見るけど馬券は
まだあまり買いませんでした。
その年のダービーを東京競馬場に見に行った頃から
(アグネスフライトとエアシャカールの叩きあいでした)
本格的に買うようになりました。初めから穴党なので
ほとんど当たらない日々が続きましたが、まともに
当たったのはエイシンプレストンが勝った毎日王冠
で、ロサードとの馬連が40倍くらいついたと思います。
本格的に馬券デビューした私ですが、キングヘイロー
自身の成績が振るわず、2000年一杯での引退が
決まりました。引退レースは有馬記念。
当時年間無敗の絶対王者として君臨していた
テイオムオペラオーとの対決です。
と言ってもキングヘイローはまったく人気が無く
10番人気くらいだっと思います。
友人と中山競馬場に行き、有馬記念を見ました。
このレースでは最初からキングヘイローしか見ていません。
久々の長距離レースに戸惑ったのか、最後方をポツンと
1頭離れて追走しています。
いくらなんでも離れすぎだろうと思いましたが
最終コーナーの頃には最後方でも馬群とは少し
近くなっていました。
場内実況ではテイエムオペラオーが包まれて
抜け出せない状況を伝えていたように記憶しています。
私の目はずっとキングヘイローを追っています。
この秋はずっと見せ場無しだったキングヘイローが
最後の末脚を繰り出します。また大外を通って。
直線に入った時には一番後ろにいたキングヘイローが
私の前を通ってゴールに向かいます。
直線では「ヘイロー!ヘイロー!」と恥ずかしくも
叫んでしまいました(´0ノ`*)
それは初めてテレビで見たスプリンターズステークス、
高松宮記念の時と同じ末脚でした。
キングヘイローが負けたのはわかりました。
私の馬券も外れました。ただキングヘイローの単勝を
大きく買ったことは少しも後悔していませんでした。
それ以来、キングヘイローと同じくらい好きになる
馬はいませんが、大穴馬券を取るべく、馬券の
研究をし続けております。
キングヘイロー3
フェブラリーステークス惨敗後、キングヘイローの
次走は高松宮記念となりました。鞍上は柴田騎手です。
ここではスプリンターズステークスで先着を許した
海外GⅠ馬アグネスワールド、スプリンターズステークス
を勝ったブラックホークなど強力なライバルがいました。
この頃には競馬中継を頻繁に見るようになっていた
私はボンヤリ中継を見ていました。
最終コーナーを曲がったところでもほとんど最後方に
近かったと思います。スプリンターズステークスを
思い出しました。大外から1頭だけするどく伸びてくる
馬がいます。
キングヘイローでした。
その後はキングヘイローしか目に入りませんでした。
大外からするどく伸びたキングヘイローはその勢いの
まま先頭集団をとらえ、1着でゴールしました。
その時の興奮はジョホールバルで岡野がVゴールを
決めた時と同じくらいです。
2着馬が何の馬かなどまったくわかりませんでしたが
スロー再生や着順結果も見て福永騎乗の
ディバインライトだとわかり、何とも言えない気持ちに
なりました。次の日の新聞に載った福永騎手の
コメントは
「最高の騎乗をしたが一番勝たれたくない馬に勝たれた」
でした。自分がキングヘイローを勝たせてあげたかったと
いう無念の気持ちで言った言葉だと思います。
もうちょっとだけ続く
キングヘイロー2
キングヘイローはスプリンターズステークスの前の
マイルチャンピオンシップでも2着になっており、
完全に短距離路線の有力馬の1頭になっていました。
そして福永騎手もエイシンプレストンで朝日杯を勝つなど
一流騎手にすこしづつ近づいていました。
そんな中キングヘイローの鞍上は怪我から復帰した
柴田騎手に戻りました。福永騎手は秋のGⅠでキングヘイロー
を2着と3着と健闘はしましたが、勝つことはできなかったので
仕方無いのかもしれません。
馬主、調教師としては超良血であるキングヘイローに
GⅠを勝たせなくてはならないという気持ちがとてつもなく
強かったのです。
キングヘイローに次走はフェブラリーステークスに決まり
ました。GⅠとは言えダート競争です。GⅠなら何でも
良いのかなどと言われましたが、初のダートとなった
キングヘイローは、母が米国GⅠ7勝馬だったという
血統も後押しをして1番人気になりますが
あえなく惨敗となってしまいました。
続く
