台風21号その後

台風通過の翌日25日の朝から
ご近所さんたち総出で片付けを行いました。
島民は台風には慣れているので片付けの早い事！
午前中にはあらかた片付いてしまいました。
その中で聞こえてきたのは
島で経験した中でもトップクラスの猛烈な台風だったとの声。
やはり被害はかなりのもののようです。
怪我人が一人でたようですが軽傷とのことで、幸いにも死者はゼロ。
それでも家屋の被害は結構深刻なようで、
屋根が吹き飛んでしまったり、壁がなくなってしまった家もあるようです。
村には公衆電話ボックスが所々あるのですが、それらが強風のために全壊しているのを生まれて初めて見ました。
実際に、駐車場に留めておいた私の車の下に1m四方くらいの頑丈なステンレス製の鉄板が挟まっていて、のちにそれが公衆電話ボックスの部品であることがわかりました。
あんなものの直撃を食らったら死にます。
隣に停めてあった車の天井は、電話ボックスの別の部品が飛んできてぶつかったようでベッコリと凹んでしまっていました。
私が住む村営住宅は昨日、役場と業者の人たちが何回か被害状況の確認に来て修理の手配をすることになりました。
公営住宅はこんな時非常に助かります。
けれど、持ち家の人たちは自分たちで修理の手配をしなければならないので大変です。
島には業者が限られているし修理部材も内地手配なので、完全復旧まで時間がかかりそうです。
母島の状況はもっと深刻なようです。
ニュースでは流れないので情報が入ってこないのですが、母島から父島に戻ってきた人たちの話やSNSなどで確認すると、全半壊した家屋が父島よりも多いようです。

私の方はとりあえず落ち着きました。
日常を取り戻しています。
秘密の基地作りも再開しました。




今朝驚愕しました。
外にあるポストを開けようとしたら開かないんです。
なんでかと思ってよく見たら、蓋の留め具がひん曲がっていました。
ステンレス製の硬い小さな留め具が風圧で曲がってしまったんです。
他の部屋のポストも同じ方向に留め具が曲がっていました。
・・・汗）

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