卓球の世界選手権

女子団体決勝 VS中国

 

すごい試合でした。

平野美宇選手がゾーンに入ってた感じだったので、組み合わせが違ってたら…もしかしたら歴史が変わってたかも…

第5ゲームまで進んでラストは世界選手権初出場15才の張本美和選手

チームのお姉さんたちは「楽しんで!」と笑顔で送り出す。

第2ゲームで早田ひな選手に負けている陳夢選手は二つ負けるわけにはいかない。

1セット目、張本選手が取った時には、もしかして?と思ったけど、ここからがさすがの中国。ほかの国との闘いだったら張本選手が勢いで押しきっていたかもしれませんが東京オリンピック個人金メダルの陳夢選手は底力が違いました。

 

実は私は中国の陳夢選手と孫頴莎選手が卓球の中で好きな選手ツートップなので、彼女たちの負けるところは見たくないのです。国際大会で負けて国に帰った時どうなるのかな?なんて考えると…

だから複雑な思いでテレビ前に座っていたのですが、1球1球息詰まる展開の素晴らしい試合でした。

 

今、日本のエースといわれている早田ひな選手。強打が特徴で中国選手に打ち負けていません。マスコミも「エース」「キャプテン」として取り上げていましたが、私は、美誠、美宇(ここから「選手」は省略)のように思い入れることができません。これは好き嫌いの問題でしょうね。ただ、ひなちゃんがとても良い子だというのはわかります。試合後美和ちゃんを思わずハグするところ、歩きながらずっと話しかけているところ、とても素敵な光景でした。

 

それから美誠について、全日本選手権後パリオリンピックの代表に漏れて「私はリザーブ(選手)には向かない」との発言がプチ炎上し、今回もベンチで本物の監督そっちのけでアドバイスを送る姿に、好意的意見もあれば中傷もあったとか。美誠本人がSNSでコメントを出していました。

 

私も、あら~監督、立場ないね~なんて思いましたが、美誠のアドバイスは的確だし選手の気持ちを上げてコートに送り出していました。

美和ちゃんがタイムやセット間のインターバルでベンチに戻ると「いいよいいよ!」と先輩たちから笑顔で迎えられる。「金メダルがかかってる」という悲壮感がない。

最近はそういう若者たちの雰囲気に私も慣れてきましたが、「こんな状況でこの笑顔」と以前なら胸が熱くなってしまうような場面です。

 

美誠はじめほかの選手たちも、試合中にかける言葉の大切さを経験で知っていて、「〇〇出来てるから」「やりやすいように」 自然とアゲル方向の言葉が出てくるのだと思います。

 

 

その言葉の大切さを全く考えない輩がフィギュア界にいます。

その人の頭の中にあるのは、いかに自分をスゴイと思わせるか(それも人と比べて〇〇よりスゴイと言われたい)、いかに自分がかわいそうか、逆境に立ち向かっているか。

立場が不利になった時には自分は悪くないと擁護してもらおうという魂胆ミエミエ。

 

これから先、なにがあるかわからない

事故にあったり刺されたり、フフフ、刺されないようにしますけど

 

会場にいた人たち、何を言い出すの?と耳を疑ったんじゃないでしょうか?

 

そこから続けて

 

今の世の中何があるかわかったもんじゃない

日本語あってますか?

皆さんのおかげで頑張れるし、支援、お金を貸してくれる企業もある

でも、もし次がなかったらどうしようとか…

 

(一字一句を正確に書き起こしたものではありません。動画や正確な書き起こしがネットに出てると思います)

 

高尚な話にしようとして、後半は何が言いたいかわからなくなってくるのはいつものこと。

そして辛い立場にいる自分を演出。そこもいい加減にしろ!と怒りたいのだけど、今回スケートファンが頭にきているのは、「刺されたり」のところですよね。

暗喩的な「刺される」と受け取った方もいるようですが、続く言葉からやはり物理的な「刺される」のようだ。そうなれば、あの悲劇を思い出すスケートファンも多いわけです。

そしてその悲劇の前の某の行動も。

 

この人こうやって思考が悪いほうに歪んでるから悪いこと悪いことが積み重なっていくんだと思う。

ファンの中には、刺される→やっぱり何か怖い思いしてるんだわ!ワタシタチが守ってあげなくては!もう黙ってられない!(イヤ、いつも黙ってないじゃないか)といい出してる人もいます。

 

言葉で人を操りたいならもっと賢くなければ…

 

もっと賢く…彼にそれを望んだりしませんけど。

だからせめて黙っててほしい。