広島県の空き家対策「みんと。」 2017年3月28日(火) | 広島県福山市の工務店フジヒロのブログ

広島県福山市の工務店フジヒロのブログ

「住み心地」のいい家づくりを目指す小さな工務店が綴る建築日記。暮らしに役立つ情報や日々のあれこれも・・・。

晴れ間が出ていると思ったら急に雨に

なったり、空が慌ただしく過ぎた一日

 

     *:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆

 

日本の「空き家率」が増加しているそうです。

年々人口が減っていることや、住宅の買い

控えが進んでいることなどさまざまな要因が

あるそうですが、実際どれだけの家が

空き家となっているのでしょうか?

 

都道府県別に見た場合は、このような

順位になっています。残念ながら中国四国

地方が多いです 笑い泣き

 

1位 山梨県……17.2%
2位 愛媛県……16.9%
3位 高知県……16.8%
4位 徳島県……16.6%
4位 香川県……16.6%
6位 和歌山県……16.5%
6位 鹿児島県……16.5%
8位 山口県……15.6%
9位 岡山県……15.4%
10位 広島県……15.3%

 

アメリカや中国でもこうした空き家が問題と

なり、ゴーストタウン化する地方都市がある

そうです。

 

日本も近い将来、全国各地にゴースト

タウンが存在するようになるかもしれ

ませんね。

 

こうした状況を受け、広島県は県内にある

空き家の利活用を促進するため、県内

各市町でこれまでに独自に発信していた

空き家の情報をとりまとめ、分かりやすく

発信するウェブサイト、ひろしま空き家バンク

「みんと。」が本日開設されました。

( 「みんと。」のHPはこちら → ◎ )

 

 

福山市と府中市では私が所属する宅地建物

取引業協会が市と協力し空家対策に取り組む

ことになり、今日は説明会がありました

 

 

これで2回目となるのですが、いよいよ具体的に

動き始めることになります

 

「みんと」にはこれから少しづつ物件が

登録されていくことでしょう

 

     *:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆

 

北海道大学(当時)の松永先生と畠山さん

 

気仙沼の海の水は、山からの水(恵み)

によってもたらされてる事が実証する

ための調査が始まりました

 

松永先生と畠山さんの出会いの様子が

松永先生のインタビューで分かる部分が

ありましたので紹介しますね

 

 

――松永先生の研究に対して、実際に山や

海で生計を立てている人からアクセスがあった

のは、畠山重篤さんが最初ですか? 

 

テレビに出演されている先生を見て、

「明日会いに行きます」という電話を

すぐにかけて出かけていったという

話を聞きました。

 

松永:  私がNHKに出演したときですね。畠山さんは、

(宮城県・気仙沼の)大川のダムの問題で必死

だったんだと思います。

 

河口に近い場所にダムを作られたら湾が“死んで”

しまって、自分の子供に後を継がせても意味が

なくなってしまう。

 

結局、意味のないダムは作らないってことに

なったんだけど、そのダムを建設したら水産に

プラスになるって言った水産学者もいるんですよ。

 

まあ、磯焼けはウニが昆布の芽を食べた

からって言っている人たちですけど(苦笑)。

 

今はもう、河川を流れるフルボ酸鉄などが大切。

そのためには森林を大事にしなくちゃ

いけない、っていうのは全国に広がって

いるでしょう。

 

漁師を中心とした植林の輪が全国に広がって

いますが、私が数十年間かけて今までやって

きたことがやっと認められたと思っています。

 

国民の血税で研究させてもらって、それの

何十分の1は国民にお返しできたと思っています。

 

鈴鹿(三重県鈴鹿市)で開催された、森林組合の

シンポジウムで、組合の人が講演でフルボ酸鉄

の話をしていました。

 

私のことは知らなかったんでしょうね。

まあ、漁業者ばかりでなく森林組合の人にまで

広がったというのは、苦労したかいがあった

なという気がします。

 

畠山さんがお母さまの資金面も含めた

後ろ盾を経て、藁をもつかむ思いで松永

先生にアプローチしたことがわかりますね

 

明日に続きます!