癒される家 2017年3月8日(水) | 広島県福山市の工務店フジヒロのブログ

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「住み心地」のいい家づくりを目指す小さな工務店が綴る建築日記。暮らしに役立つ情報や日々のあれこれも・・・。

けが早くなると目が覚める時間も

だんだん早くなって来ます(歳のせい?)

 

WBCが始まると野球ファンの私には

悩ましい日々

 

 

パワーでは外国人選手にどうしても劣る日本人

選手。「らしさ」を発揮して悔いのない試合を

して欲しいですね

 

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■ 世界屈指の森林大国なのに、木材の7割を

   輸入に依存!?

 

国土の約7割を森林で占める日本。地球規模では

世界17位で、先進国に絞るとフィンランドに次いで

世界2位。

 

 

ところが、豊富な森林資源に恵まれながら、

1955年には94.5%と高かった木材の自給率は、

現在30%を切っています。

 

 戦後、焼け跡の日本を立て直していくために

木材はとても貴重な資源でした。

 

 

60~70年代の復興期、国をあげて植林を推進。

それまで薪炭用として利用してきた広葉樹の

天然林を伐採し、木材として扱いやすいスギや

ヒノキへと一気に植え替えが進んだのです。

 

人工林を健全に保とうと思えば、木々の風通しや

日あたりをよくするなど、定期的に木の本数を

人の手で間引く「間伐」が欠かせません。

 

しかし、伐採、植林、保育、そして伐採...という循環が

大事な山仕事として受け継がれていたのは、高度

成長に下支えされ木材相場が比較的安定し

ていた70年代後半まででした。

 

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間もなく東北大震災から6年

 

 

震災による犠牲者は、「関連死」を含めて

2万1000人を超えています

 

また東京電力福島第一原子力発電所の事故の

後始末に20兆円を超える費用がかかり、

その負担を国民が負担する現実

 

国の将来を見据え、変わらず原子力に頼る

日本や韓国。一方、脱原発を掲げる台湾。

 

国の遠い将来を見据え強烈なリーダーシップ

を発揮できるリーダーの出現が待たれる時代

 

私は「いい家」の作り手として、もっともっと

日本の資源に目を向けていいのではない

だろうか・・・と感じています

 

人は木に寄り添うと言い知れない癒しを覚えます。

それは古くから木と人が共存してきた歴史がDNAに

組み込まれているのではないかと感じています

 

そんな思いを胸に、林業と「いい家」の関連に

ついて考えてみましょう