今回はWindows(とExcel)をちょっとだけ便利に使う方法です。
Microsoft Excelをインストールパソコンでは、エクスプローラのフォルダ内で右クリックしたときに出るショートカットメニューで「新規作成」→「Microsoft Excel ワークシート」をクリックすると、空っぽのExcelブックが作成されます。
これは多くの方が知っておられると思います。
![$K-FREEDOM Official Blog-ショートカットメニュー](https://stat.ameba.jp/user_images/20130417/18/k-freedom7/d5/b7/j/t02200119_0557030112503974396.jpg?caw=800)
これがショートカットメニュー♪
この時作成されるExcelファイルは、インストールされているExcelのバージョンによって以下のように異なるのです。
・バージョン2007以降のExcelがインストールされている場合は拡張子「.xlsx」の新しいExcel形式。
・バージョン2003までのExcelがインストールされている場合は拡張子「.xls」の古い(?)Excel形式。
ウチのパソコンはExcel2010と2013が入っていますが、お客さんや知人とデータのやり取りをする場合は、相手の方がどのバージョンのExcelを使ってみえるかわからないので、基本的に「.xls」形式で作成するようにしています。
だから、エクスプローラで新規作成をすると勝手に「.xlsx」形式になってしまうので面倒だと感じていました。
そこでちょっと調べたところ、比較的簡単に回避する方法がありました。
※但し、この方法はWindowsのレジストリを変更しますので、あくまでも自己責任でおこなってください。
<方法>
1.Excelを普通に起動して、空のブックを作成します。
名前を付けて保存をし、ファイルの形式を「Excel 97-2003ワークシート」、名前を「excel.xls」とします。
2.作成したファイルを「C:\Windows\ShellNew」フォルダにコピーします。
3.Windowsキー+Rキーを押して「ファイル名を指定して実行」を開きます。
名前には「regedit」と入力してOKを押します。
4.レジストリエディタが開いたら「HKEY_CLASSES_ROOT\.xls\Excel.Sheet.8\ShellNew」というキーを探します。
5.その「ShellNew」のキーの上で右クリックして「新規」→「文字列値」を押します。
6.文字列値が作成されたら名前を「FileName」、値を「excel.xls」とします。
※画像も参考にしてください。
これだけでエクスプローラの任意のフォルダで空のExcelブックを作成する場合に「.xls」も「.xlsx」も一発で作成できるようになります。
レジストリエディタの編集イメージ
こんな感じ♪