旅の2日目
タシケントの観光は最終日なので、いきなりウルゲンチヘ移動です。
約1時間半で、
ウルゲンチ空港に到着。
さらにウルゲンチからヒヴァへ移動して、ウズベキスタン初の世界遺産「ヒヴァ・イチャンカラ」観光です。
イチャンカラはヒヴァ・ハーン国の宮殿のためのエリアで、高級官僚や裕福な商人、聖職者が住んでいたそうです。
現在残っている建築物は17世紀以降のものが大半で、20のモスク、20のメドレセ、6基のミナレットがあるそうです。
早速西門から入ります。
門は4つあり、壁の幅は6〜8m、全長1250mだそうです。
西門を入るとすぐ右手に、カルタ・ミナルとムハンマド・アミン・ハン・メドレセです!
カルタ・ミナルは高さ26m、地中にも10mくらい埋まっているそうです。本当は中央アジアで最も高いミナレットにするはずが、ムハンマド・アミン・ハーンのペルシャ遠征での死により中止になったそうです。中止になった理由は職人さんが殺される?など、諸説あるそうです。
ムハンマド・アミン・ハーン・メドレセの中庭は38×38m、井戸の深さは25mだそうです。
通りには、個性的な雑貨類がたくさん売られています。
冬はよほど寒いのかな?
コーカサスでもそうだったけど、ザクロは各デザインのモチーフにされていて、特別な果物みたいですね。
これは、ナンというパンに模様をつける道具です。
ナンを焼いて無料配布してくれていました。
焼きたて!ディルのナン。今まで食べたナンで、一番美味しかった!!!
クフナ・アルクは17世紀に建てられた宮殿で、執務室、謁見室、モスク、ハーレムのほか、造幣所などもあったそうです。
壁面の七宝タイルが美しいモスクは、博物館になっています。
当時の作業風景や
貨幣などが再現されています。
謁見室
中はちょっと中国っぽい?でも豪華!
見張り台もあります。
通りではいきなり音楽と共に踊り出すグループが!
結婚式かな?
ジュマ・モスクは10世紀頃中央アジア最大規模だったとか?
ジュマは金曜日の意味で、
213本の柱は同じ模様はないそうです。
3.15m間隔で柱が立っていて、説法者から全員の顔が見られるように設計されているそうです。
ちょっと休憩でランチタイム♪
にんじんのサラダは定番!にんじん好きじゃない私でも、とっても美味しくいただけました!
カボチャのスープ
シュヴィットオシュは、麺にディルが練り込んであって、美味しかったです!
はちみつのケーキ
食後はイスラム・ホジャ・メドレセ
ミナレットは45mで、ヒヴァで最も高いそうです。
ここでは結婚の撮影していました。
メドレセの中は地味な感じで、
博物館になっていました。
アラクリ・ハン・メドレセはイチャンカラの東に位置し、
メドレセとともに、
キャラバン・サライとバザールも作られたそうです。
タシュ・ハウリ宮殿はイチャンカラの東門の近くにあります。
ヒヴァで最も豪華なタイルや柱で飾られています。
2階はハーレムで、謁見室や儀式の間などがあり、中は迷路のような通路で各部屋と行き来できるそうです。
ハンの執務室
執務室内。こちらの天井と
執務室入り口の天井が統一されています。
4人の正妻にはそれぞれ部屋が与えられ、
入り口の天井のデザインもそれぞれ異なっていました。
中には博物館もあり、
衣装にまつわる展示物がありました。
一旦ホテルにチェックインしてから、お散歩がてらイチャン・カラへ。北門から入ってみました。
こちらは地味な感じです。
ちょっと城壁にも登ってみました。
地味というか、人が生活している区域のようです。
先ほど観光したところをもう一回りし、ホテルに戻る途中女の子に声をかけられました。
英語の勉強中で話してみたかったのかな?
英語で中国人?と聞かれたので、日本人だよと答え、歳を聞くと、まだ英語が少ししかわからないと言い、ゆっくり考えてから12歳と答えてくれました。数字、咄嗟に出てこないよね。
なので、記念に写真を撮りました。英語がんばってね!
夕食を取るためにまたまたイチャンカラへ行くと、あちこちで楽器の演奏で歌と踊りが披露されていました。
定番のサラダ、ビールのお供に最高です!
かぼちゃのサモサも美味しかった。
牛肉とにんじんかな?スープと
ケバブ的な?メインと
バクラバのデザート。
夕景が美しい!
ライトアップされて、昼間とはまた違った美しさ。
ずっと見ていたい景色です。
ラッキーなことに、帰りのバスから花火を見ることができました。
今夜のお部屋、ゆっくり休めそうです。