オカルト乳がん

オカルト乳がん

乳がんの中でも0.2~0.5%という稀な「潜在性乳がん」の治療を通して、気づいたこと、感じたことを記録しています

病気になってしまったことは悲しいけれど

病気にならなければ見えなかったこともたくさんある


 子供たちと過ごす時間がどれほど貴重かということ

 今までの私の人生はとても幸せだったということ

 家族からの感謝しきれないくらいの愛情

 大切な出会い

 そして意外にも、自分の強さ


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定期検診から約1週間後

いつもの婦人科の検診があった。

love先生からは
婦人科検診の時に
この前の血液検査の結果聞いてもらったらいいですよ〜
と言われていた。

婦人科のW先生に呼ばれ診察室に入った

この前の乳腺の血液検査結果ももらいたいんですけど…

「ちょっと待ってください」

W先生がパソコンを操作
少し黙る…

「えっと…乳腺の診察で説明聞いてもらった方がいいかと…」

えっビックリマークどういうこと?ガーン
W先生に尋ねた

腫瘍マーカーが上がっているんですか?

「そうですね、それも含めて乳腺で聞かれた方が…」

看護師さんが気を遣って

「今日、dra先生なんで説明いけるか聞いてきますね」

慌てて聞きに行ってくれ
後で説明を聞けることになった

「では、まずは婦人科のエコーしましょう」

W先生に言われ、内診の準備
でも、内診台に上がっても上の空ガーン

いつもならW先生がモニターを見せながら

「はい、卵巣も腫れていないし、子宮も大丈夫ですね」

って説明してくれるけど
ただ静かにカチャカチャ操作している音
そして、いつもより長いエコーの時間

とんでもなく嫌な予感…あせる

内診が終わって、W先生から説明

「卵巣に腫瘍があるんです…
 3ヶ月前にはなかったのにこれだけ大きくなってるので…
 でも、卵巣にあるのかどうかも微妙で…
 エコーだけでははっきりしないので
 MRIを受けて頂きたいのですが」

先生、短期間で大きくなっているということは
悪いものである可能性が高いんですよね…?

「その可能性もあります。
 まずはMRIの結果を見てからでないと何とも…」

あの、今日受けれませんか?
早く結果を知りたいんです!

運良く、午後いちでMRIの空きがあったので
今日受けれることに…

いろんなことが一度に起こって
頭の中はパニック叫び

「では、次は乳腺から呼びますので
 待合室でお待ちください」

という看護師さんの声も何だか遠くで聞こえる…

恐い、受け止められないショック!

ふら〜っと診察室を出て
待合室で何を考えていたのかもわからない…