2004年の今日 気管支閉鎖症と言う良性腫瘍の為に右肺上葉切除術を胸腔鏡手術で受けた。

それは市の無料レントゲンを撮った事から始まった。

10日も経たない内にでっかい封筒が私宛に届いた。
表には至急開封の赤い文字

中には

右肺に異常があるので大至急精密検査を受けなさい。
のお手紙とレントゲン写真

レントゲンには素人の私が見てもでかい影が見える。

子供は中1と小4 
おいおいマジかよ~…

でもなぜか大丈夫って思っていた
恵庭の呼吸器内科で細胞検査受けるも
原因不明
なので北大へ~

2004年1月に四週間の検査入院を経て
手術をする事になりました。

手術前って麻酔医と話するんですよ~
いろいろ説明受けて最後に
何か聞きたいことありますか?って言うから…聞いたさ

和「先生 酒飲みって麻酔効かないって言うけどどうなんですか?」
先生「あぁ~よく言われますがあんまり関係ないですよ~
ちなみに一升とか飲んじゃいます?」

先生「あぁ~飲むんですね~増やしますか?でもなぁ~麻酔増やすと起きなくなるかも…」
和「普通盛りでお願いします」
本当にアホでごめんなさい

手術前日には当日の担当麻酔医が病室に来て話をするも
なんか食い違い

危うく心臓の手術されるとこだった(笑)

手術する担当医には
先生「山下さーーーん明日頑張ろうね~~~」
和「…先生 私  明日寝てるだけなんだよね~頑張るの先生じゃない?」
先生「あ!そうだ!
今まで気づかなかったーーーー(爆笑)
俺頑張るわ!」

本当にごめんなさい

でもね~懐かれたさ(爆笑)

手術は午後3時から午後9時
先生頑張ったよね!

術後本当は次の日から歩くはずが
麻酔にやられて起き上がれず…

起き上がってからは頑張ったが
原因不明の高熱

先生たち焦らせましたー

原因は上葉切除の為 中葉が捻れ炎症を起こしていた。

二度目の全身麻酔で処置するも改善されず

今 右肺は下葉しか機能していない

後遺症はある。

空気の入りが悪く バレーの準備運動で指先まで痺れる。
今も…

試合で長いラリーがあると完璧に空気が足りなくなる。

でも 生きてるだけで十分

人生観…ではなく人生を変えてくれた。

1人で生きる決意ができた。
人生を共にと思った人の本性がわかったから…
悲しいけど 事実

でも得た物の方が多い

仕事も
考え方も変えてくれた

だから毎日をMAXで生きるんだ!

今は幸せ!




長々と書き綴りましたが 読んでくださって ありがとうございます