リハビリ針結び | 鳥取県倉吉市ネットカフェエンブリオ

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先日、『チヌ鈎(黒)12号』という普通の釣り人はまず使うことのないであろう巨大な針を購入しました。

 

こんな巨大な針を何に使うのか?

 

実はリハビリに使おうかと思っております。

 

学生時代の大先輩が脳梗塞により左半身が麻痺してしまったそうで、「リハビリ頑張ってまた釣りに行きたい」と前向きなことをおっしゃっています。

 

「なにかお手伝いできることは無いか?」

 

色々考えて、思いついたのが『針結びリハビリ』

 

正式なリハビリはプロに任せるとして、釣り師には釣り師のリハビリが別途必要ですよね。

『好きこそ物の上手なれ』。

 

覚えてもらおうと思っている結びは『漁師結び』。

 

軸の向こう側から軸に一回転くるっと巻きます

 

道糸側ラインにループを作り、チモトに結びを作ります

(ここまでの工程でとっくり結びができます)

 

結びがゆるまない様に押さえながら針の向きを左右逆にします。

道糸側ラインに、同じくループを作り、余り糸を抱き込みながらフトコロ側から結びを作ります。

 

キュッと締めれば完成

 

針先にはビニールチューブを差し込んでいます。

安全対策もバッチリ。

この巨大な針なら、もし床に落としてもすぐに見つけられます。

 

私は子供の頃からずっと『内掛け結び』で通してきたのですが、ここ数年、老いから目と指先が衰えて、以前の様にチャッチャと結べなくなりました。

 

「なにか良い結びは無いかな~」と探していて、この結びに辿り着きました。

 

漁師結びの良いところは

巻き1回、結び2回で完結するところ。

慣れれば10秒ほどで結べて、しかも強度も抜群(らしいです)。

 

これなら利き腕が普通に動くのなら、握り手は針を挟む握力さえ戻ればきっと自分で結べる様になります。

 

もちろん健常者でも「最近針が結べなくなってね~」という御仁にはこの結びがお薦め。

 

これができるようになったら境水道あたりでまたチヌ釣りでもいたしましょうか。

 

この針を使うなら狙いは年無し、いやロクマル級ですね。