いきなりすんごいタイトルですが…



ハワイから帰ってきた翌日、とある編集社から雑誌の取材の依頼がありました



あ、無事、帰国してました、ハワイ満喫しました!

そのお話は後日…



うち、特殊なので取材の依頼がちょいちょいあるんです


それでも新聞、専門誌、ラジオ、どれも地方限定版



で、今回は全国版で、取材には某芸能人がインタビュアーだという…


なんで芸能人??



この時点でなんで?と思ったけど、

全国版、芸能人のキーワードにひっかかったんですよね、これが


名前は伏せますが、表紙が安部総理のソレです



ですが、ここでもおやっ?って思ったのが、

取材を受ける側なのに掲載料がいるとのこと



ずいぶん前ですが、知人がある事業で大成功して、

それこそ超有名な雑誌に掲載されました


「すごいですねー!」というと、


コネと金よ。と言ってたのを思い出した


ちなみにこの知人、日本の元首相アメリカの元大統領とも写真を撮ってた


大きな声では言えませんが(小さな声では聞えませんし)

お金、マネーの力です


ギュッと握手をしてにこやかなツーショット写真


金額は伏せますが、あ、ありえへんです




それと比べると掲載料は安い、7万円だという


安いといえども、お金がいる、という時点で

それはもはや、取材ではなく広告ではなかろうか(笑)



もしわたしが気に入らない場合は載らなくていい

ということで、取材OKをしてしまったわけなんですが…




そして先日、本当にいらっしゃいました


テレビでご活躍なさっている某芸能人、それに記者とカメラマンの3人で



活躍と言っても、今はめっきり仕事が減っている様子


小さい頃TVで観てた、かつての大スターが、目の前でわたしの話を聞いている…


第三者が見ていたら、妙な光景だろう(笑)


失礼ながら、一体こんなところで何してんの?

と、言わずにはいられない



で、1時間の対談のようなものが済み、芸能人が退席した後に、


記者「いやー、さすが社長さん、楽しいお話をたくさん聞かせていただきました。これはイイ記事になりま す。社長さんの魅力を存分に書けます!楽しみです!」


と、これもヨイショ方式なのか…


わたし「あぁ…そうですか?どの部分がですか??」


記者「社長さんのお話は内容が盛りだくさんでしたので、この月号の見開きページを飾るにふさわしい方です。是非こちらに載っていただけませんか??」


わたし「7万円で?」


記者「そこなんですが。1ページだと7万円ですが、こちらはモノクロ2ページで48万円、

そしてこちらは見開きページでカラーですので100万円です。ちょっとお高くなりますが、きっとそれ以上の価値があります。」


それ以上って…どんだけの価値やねんっ



テキトーなこと言うな

あぁーあ、これってストライクやね


間口をグッと広げておいて、最終は言葉巧みに100万円って…



たしかに本当に某芸能人と対談したし、雑誌には記事として載る



ならば、詐欺罪というわけではない

そやけど、そんな知らん雑誌、完全に悪徳商法ですやん



どんな価値がありまんねんっ(笑)


まぁ、自慢はできるか?

いやいや、自慢するにしたって、売れっ子芸能人で有名な雑誌ならともかく

全国版といえども聞いたことのない名前

しかも、みんなお金払って載っている雑誌なんてね…


載ることすら恥ずかしいですやんっ


あかんっ、ないわ(笑)



…ということで、掲載をお断りしました




ここでちゃんちゃん、だと良かったのですが、

ちゃっかりと取材料として7万円を請求されました


はい、わたし、完全にだまされましたっ



詐欺ではないが、悪徳商法

名の通ってない雑誌で掲載料が100万円ってちょっとありえませんね(笑)




名誉毀損になるので、社名は公表できませんが、


30人ほどの芸能人をインタビュアーに抱えいる会社です



ここでいう芸能人たちは枕詞に「元活躍していた」がつく方々



こんな詐欺の片棒を担ぐような仕事をされてるなんて…


芸能人のペニオク詐欺なんかもありましたけど、


知り合い弁護士さんの名ゼリフ

「知ってて犯すのは悪人、知らずして犯すのは極悪人

赤信号は止まれって誰でも知ってるやろう。それ知らんかったら、もっと罪やと思わんか? 」



知らなくて(?)事務所の言うた通りに仕事をこなす芸能人

こんなことしてる人たちって、完全にマヒしてますな


最初は、悪いことしてるなーって思ったこともあったでしょうに


いらっしゃった芸能人の方、昔はわりと好きだったのにな



これが成れの果てなら…


あー、地道に働いてて良かった、と実感した次第です




わたしもその落ち目と波長が合ったわけですから…


今の生活態度を見なおさなあきません



もう、15年以上付き合いのある編集者にそのことを言うと、

「ほら、社長もいよいよ人を疑ってかからなあきませんで~。」

と、お叱りを受けました…



ハ、ハイっ…