この時点で、終演予定時刻の21時は、とっくに過ぎてました(笑)
さて、小田さまの登場です
(注:ハートが続きます)
きゃ~
久しぶりのナマ小田さん
嬉しすぎます! やっぱカッコいいー
今日も全身ホワイトで、とってもチャーミングです
正確には、インナーに白T、そして、丈が短めの白シャツを羽織って、淡いベージュのパンツ
白TはJIL SANDERかな
白シャツの背中には、とってもカワイイ自転車の絵が描かれ、その下に「WE ARE # 1」 とあります
小田さんめっちゃ似合ってる
「小田です。どうも」
スタンドマイクの前に立ち、ボソッと言われました
わたしはこの、小田さんの「小田ですっ」が、たまらなく好きです
僕が宮垣と出会ったのは、今から37年前、僕がオフコースだった頃、まだヒット曲もなければ、全然売れてない頃、宮垣がコンサートをやってくれました。
はい、これまでも、小田さんが何度かお話されてますね
その代わり、ものすごくうるさかったです。僕の人生で出会った人の中で一番うるさい奴、と言っても間違いはありません。コンサートの構成や曲順、これは四国では受けないだとか、いろんなことを口うるさく言われました。あげくに、四国でコンサートをするのは大変なんだ!飛行機代はかかるし、宿泊代はかかる、その点、東京のイベンターは甘えてる。と、そんなことをアーティストである僕に、言うんですよ。
「アーティストの僕」のフレーズに、会場のみなさん、大爆笑
かわいいなー
今思い返せば、宮垣が言ってたことは、すべて正しかったと思います。いつしか、僕が成長したからか、宮垣が歳を取ったからか、何も言わなくなりました。これからも、僕がこの先、コンサートをすることがあるならば、きっとどの場所にでも、現れてくれると思います。今まで、おつかれさまでした。
では、宮垣からのリクエストです。
今日もどこかで
小田さん、二度歌詞を飛ばしちゃいました(そんな情報いらんですか?)
それでも、小田さん素敵でしたー
いつもに増して、高音がとってもキレイでした(バンドの音が小さめだった?)
誰れかが いつも君を見ている
で、2階の左端向いて指をさされてました、うらやましー
二番から、小田さんがマイク片手に手拍子をされたので、会場のみなさんも手拍子をはじめました
いなPは、クリスマスの約束用に調達した白いギター、輝いてました
「それでは最後の曲になりますが、」
会場 「えぇ~~~っ」
「そういうことになってます。」
淋しすぎます
「おととい、要からメールがありました。一緒にやりませんか?と。そうしよう、すぐに返事を打ちました。ではスターダスト・レビューを呼んで、一緒にやりたいと思います。」
ラブ・ストーリーは突然に
小田さん、ビックリです!ギターを持たれました
前奏がはじまったとき、ちらほらとお客さんが立ち上がられました
もちろん、わたしも
だけど、わたしから前列の方は、どなたも立ち上がられなかったので、
小田さまとわたしとの間に、遮るものはありません
きゃっ、目が合ったっ!(ような)
そんなわけありませんが
ラブ突でギターを持たれる小田さん、観たことがありません
しかし、要さんのパートが終わったら、ギターを置いて、やっぱりステージを左へ右へと歩いておられました
曲が終わり、小田さんが「どーもー。」と言いながら、スタレビとスタンドマイクを囲むように円になりました
そして、締めは
今夜だけきっと(振り返るほど、からのサビ部分のみ)のアカペラ
最後はバッチリと、めちゃカッコよく決まりました
小田さんはそのまま、出演者のみなさんがステージに上がるのを待たれます
うれしい、小田さんをずっと見ていられます
みなさん、どうぞ、どうぞ、ゆっくりと上がっておくれ
さださん以外の方がもう一度ステージに上がられました
さださんはおっしゃってたように、翌日の小百合さんとの約束のため、一足先に会場を出られました
千春さんは「違います。さだは、朝から新聞配達があるんです。」だそうです(笑)
みなさん、すでにラフな格好に着替えてらっしゃいました
特に千春さん、さっきは黒のスーツ(赤の裏地)でビシっとキメておられました(いかにもヤのつく人)が、可愛いパーカーにお着替え
ギャップありすぎです(笑)
「ここは最年長の小田和正から。」と千春さんに言われ、
「さっき言いたいことは全部言ったからなぁ。」と言いつつ、
「どうでもいいことですが、僕と宮垣は同い年、さっき宮垣と呼び捨てしてましたが、陽水は一つ下、拓郎は一つ上です。」
千春さん、どんな球でも投げ返します(笑)
「さっき、スターダスト・レビューが最年少55歳と言ってましたが、オレが57、そして正やんが61。良さんは、小田と一緒なのか?65歳か。なんで小田は小田なのに、良さんは良さんなんだ?」
どこでか、良さんがおっしゃってました
「この世界にいると、形式的なものがあって、お中元やお歳暮というね。ひとりだけ、毎年欠かさず送ってくれる奴がいる、それが千春なんだ。」
というと、すかさず、
「ただいまご紹介いただきました宅配人の松山でございます。」
って、テレ隠し(笑) 上手いね
小田さんがおっしゃいました
こういうことはあり得ないことで。こんなメンバーが集まるってことはもうないんじゃないか?
今日も、宮垣は空港まで僕を迎えに来てくれたんですが、その車の中で宮垣に「自分の人生は本当に幸せだった。」と言われました。僕は生まれてこのかた一度も、「自分は幸せだった。」と言われたことがなかった、はじめてだったので、とっても感動したんです。ありがとう。
いよいよ、宮垣社長がステージに呼ばれました
宮垣さんがステージの真ん中に立たれたとき、要さんが何やら小田さんに耳打ちされています
そして小田さん、少し間をおいて、うんうん、と頷かれました
そしたら要さん、まるで黒子かのように、目立たないようササッと宮垣社長の目の前にあったマイクスタンドを後ろに片づけられました
さすが、要さん、気が効きます
宮垣さんはマイクを手に持ってらっしゃったので、わたしも客席から観て、あ、スタンドが社長にかぶってるなと思ってました
それを後方からお気づきになるなんて…ステキです
宮垣さん、目に涙を浮かべながらの感動スピーチでした
ゆうべ、パソコンでカンペを作って持ってきました。大変失礼かとは思いましたが、頭が真っ白になって、言うことを忘れてしまうよりは、堂々と読めばいいんじゃないかと…(笑)
思い起こせば、学生時代、さっきも話に出てましたが、加川良の歌を聴いて、この人に会ってみたいと思ったのが、この仕事を始めるきっかけでした。当時は、もちろんこのように40年もの間続くなんて思ってもみませんでした。
このステージも、社員のほうから「こんな企画を練ってます。」と言われましたが、僕は「あり得ない。僕はずっと40年もの間、裏方としてやってきた。ステージに立つなんてあり得ない。」と答えました。それでも社員は「もう話は進んでいて、ミュージシャンの方達にも快諾を得ている。」ということでした。彼らが、僕を喜ばせようと頑張っていることは分かったし、ならば神輿に乗ろう、という思いで、この日を迎えました。
今日、僕は5列目の真ん中の席をもらって、本当に楽しませてもらいました。言葉では言い表せないくらい感動しました。年のせいか涙腺も弱くなり、涙が押さえられませんでした。
DUKEは世代交代を迎えますが、これからもご支援を、よろしくお願い申し上げます。
さすが宮垣さん、用意されてたカンペは、見ておられなかったと思います
(スピーチは決して、この通りではございません。自メモに基づき書かせていただきました)
感動の、あり得ない贅沢な3時間
この日は、わたしの生涯でもきっと忘れられない想い出となりました
宮垣社長、ステキすぎます
そして、こんな感動を与えてくださって本当にありがとうございました
最後に、この会場で、わたしにとってのミラクルが2回起きました
ひとつは、宮垣さんがステージに上がられた時、たまたまわたしが立っている位置の真正面に、小田さんが立たれ、スピーチの間(わりと長く)小田さんと向かい合う形になったこと…
ま、小田さんは客席全体を見てるだけで、向かい合っているつもりはさらさらないでしょうが、わたしは小田さんと向かい合うという緊張で、胸がはりさけそうでした
だけど、それ以上に、今日という日を迎えたいきさつを話される宮垣さんがとても感動的で、ずいぶんともらい泣きをしてしまって…せっかくなのに、涙で小田さんの姿がよく見えないな、なんて不謹慎ながら思ってしまったという…
小田さんは、宮垣さんのスピーチのあいだ中、姿勢を崩すこともなく、凛とされててカッコ良かったデス
もうひとつは、会場を出るとき、ある方がお声を掛けてくださいました
幾度と拝見するロマンスグレーの髪型の男性、なんと、小田さんの専属カメラマンの方でした
ビックリしました
「小田さんに会いに来たの?」
この地で、まさか、自他ともに認める小田さまの追っかけになろうとは…とても光栄です(笑)
今日の模様は、LIFE SIZEに入れてくださるそうです(の、つもりとおっしゃってました)
お客様がはける間、小田さんバンドのみなさんが演奏して下さってました
会場を出るまで、たくさんのスタッフの方に、ありがとうございますと言っていただきました
こちらこそ、ありがとうございますと、向かい合って幾度となく頭を下げました
デュークの皆さまには、感謝してもしきれません
会場となりの旅館にもどりました
それでも、なんだか落ち着かず、お部屋食で残していただいてたお料理の数々も、胸がいっぱいで食べれませんでした
夜も興奮してなかなか眠れず、遅くまでメモをまとめました
翌朝、なぜかスッキリ目が覚め、朝風呂を堪能しました
旅館を出て、人生初のいちご狩りへ
大雨です(小田さんが高知にいらっしゃるから)
だけど、いちご狩りはビニールハウスなので問題ありません
西島園芸団地というところにやってきました
食べ頃のいちごがいっぱい
もぎたてのいちご
みずみずしくて、めっちゃあまい~
シアワセー
美味しいけど、そんなに食べれる物ではなく(笑)
カフェコーナーに移動
神戸花鳥園と雰囲気が似てます
ここでも、いちごを食べるわたしたち
すっかり、おなかも満たされ、高知を後にしました
楽しかった~、高知県堪能しました
とってもいいところです惚れました
また、カツオの塩たたきを食べに来ます
今回の小田劇場、これにておしまい