2023FIFA女子ワールドカップ。
とりあえず日本の次の対戦相手はノルウェーということでちょっと調べてみた。
試合日時:8月5日(土)17時~ ラウンド16(勝てばベスト8)
ノルウェー女子世界ランキング:12位(日本は11位)
ノルウェー グループステージ戦績
対26位ニュージーランド 0-1で負け
対20位スイス 0-0で引き分け
対46位フィリピン 6-0で勝利
グループステージ勝ち点(得失点差)
1位スイス 5(2)
2位ノルウェー 4(5)
3位ニュージーランド 4(0)
4位フィリピン 3(-7)
といった結果、勝ち点4でニュージーランドと並んだものの、得失点差で2位となりギリギリグループステージを突破している。ニュージーランド対フィリピンの結果が0-1でフィリピンのワールドカップ史上初得点のおかげで2位になれたのに、そのフィリピンを6-0と完膚なきまでに叩きつぶすことになるのはなんとも皮肉なもの。
※ちなみにフィリピン唯一の得点はサリナ・ボールデンによるもの。この人はWEリーグのちふれASエルフェン埼玉で10番を背負って1年半近く在籍するも無得点。
注目選手
なんといっても10番キャロライン・グラハム・ハンセン。この人はスペインFCバルセロナ・フェメニでも10番で中心選手。バルセロナは2022-23のUEFA女子チャンピオンズリーグの優勝チームである。平たく言ってしまえばヨーロッパのクラブチームの中で一番強いチームで10番背負っているわけだから相当うまい。速さはあまり感じないがドリブルがとにかくうまい。右側でスルスルと相手をかわし自分でシュートも打つしパスも正確。見た目はうるさいPTA会長風だがまだ(?)28歳。
次は11番グーロ・レイテン。この人はイングランド チェルシーの主要選手。チェルシーはイングランド女子のトップリーグ(WSL)の優勝チームであり2022-23のUEFA女子チャンピオンズリーグのベスト4である。闘志あふれるプレーで時折「イィィィ!!」といった表情をする。こちらは学級委員長といった感じか。
あともう一人フリーダ・マーナム。この人はイングランド アーセナルの主要選手で2022-23のUEFA女子チャンピオンズリーグでは熊谷のバイエルンを逆転で下してベスト4。この試合の彼女のゴールは大会最優秀ゴールを獲得。得点数もランキング2位。見た目はウェイン・ルーニーに似ている。
とりあえずこの3人。PTA会長と学級委員長とルーニーに注目。というか他の選手は調べればみんな相当な経歴なんだろうけどプレーを見たことないから知らないw。
チームの状況
なんでそんな面々をそろえたチームがグループステージをギリギリ突破かというと、どうやらチーム内でごたごたしてて、誰それが監督やチームの反感を買うようなことを言って後から謝ったとかどうとか(3戦目実況より)。そういう目で見ると3戦目のゴールが決まったときなんか、みんなで喜んでいる時の集まるスピードとか表情とか違和感があったりする。そのまま不調和でいてくれたら助かるのだけれども、日本-スペインの4-0の結果を見て尻に火がついて団結力が増したりしてたらちょっと困ることになるかもしれない。
そんな相手。それがノルウェー。
ヤレヤレ。