受験生の親。2
無事、私立高校合格
『え〜私立なんてみんな合格してんじゃないのぉ〜』って思ってた自分ですが、結果見る時はドキドキしました。これが親の試練か。
もしも、もしも、、、を考えて通信制高校の資料請求をしておこうか…と考えてたのでホッとしました。
本人曰く数学が本当にやばかった…と。
そして昨日?今日あたりからは公立の推薦入試も始まってます。
残念ながらポン子は「推薦に向いていない」と先生に判断されました。小論文があるけど、長文を書くのが苦手なポン子がそれに時間を割いてまで受けるメリットはあるのか、その話を聞いてる間も彼女の反応的に推薦で必要な面接でも彼女は受かる可能性がかなり低いんだろうなと親的にも思いました。受け答えがね、ふざけてんの?って思う答え方で先生にも「本気で推薦枠を狙うならそういう対応も直していく必要がある。数名の先生からその部分で推薦にはどうか、と意見が出た」と教えてもらいました。彼女、癖で返事をする時「あー」を必ず付けるんです。それと「〜っすね」と「〜っす」も。「癖か?その癖を抜くんは絶対条件やな」と言われた後の返答も「あーはい、そうっすね〜」でした。根性座ってんのかただのバカなのか。
なので、納得。
推薦願い書も親が見ても支離滅裂、文章のまとまりの無さがよーく表れてました。志望動機?それも何回読み返しても何を言いたいのか全く分かりませんでした。そして動機が“入りたい部活がある”と書いてありました。それもどこの高校にもあるであろう部。更に読み進めるとオープンスクールで見学をした際、部室がとても暑かった、そんな中頑張って自分達を案内してくれた先輩を見てその部活に入りたいと思った←その部活に入りたい理由がそれ?これって書かれてないよね??何なら学校の設備めちゃめちゃディスってるやん。と私は思いました。
って訳で彼女は公立を一般入試で受けます。
ここに決定するまでに紆余曲折ありました。
最初は私立専願で受けたい。と。親も話を聞いて本人が本当にそう思っているならそれで良いのでは?と思い三者懇談をしました。そこでなぜか話の流れで「公立と併願で」と言いだしたポン子。担任の先生も「公立受けるんやな、じゃあこれからは休みとか関係なくお前の出来る限りの力を出して勉強せなあかんねんぞ、でも決めたからには頑張ろ!」とか何とか…「…って訳でお母さんよろしいですね?」に思わず「…いやいや、待って。話が違う。昨日の夜まで話し合って私立専願って話はどこいったん?え?えぇ??あんなに話し合いしたのは何やったん??お父さんに話して決めたん違うの??」と思わず口に出して言うと先生大焦り。
「え?え?専願にする話やったん?え、どうなん?」と本人に確認。すると「うーん、昨日までそう思って話ししててんけど、やるだけやってみるわ」と。いやいやいや…そんな急に心変わりする?
…ただ、彼女の場合公立はかなり高い確率で落ちる可能性があります。
今年の動向的にポン子が希望するA高校は確実に定員オーバーする。例年であればポン子レベルの子が狙い合格圏内になる学校だけど、今年は難しそう。いや、すでに倍率を見る限り厳しい。ただ校風はポン子の性格に合うんじゃないのかな?と先生的には思う。
ここでも良いかなぁ〜のB高校。ここはポン子の頭的に本来なら無理かな〜のレベル。先生的には入学してからしんどくならんか?と心配されてます。ただ今年は定員割れが予想される。例年なら狙うレベルの子が今年は受けない可能性大。だからこそポン子と近い成績の子が定員割れを狙って受ける可能性がある、から受けてみるのはアリとのこと。
この2つで第一希望をどっちにするかで最後まで迷いました。
最初は第一希望A高、第二希望B高。
2回目の懇談でポン子から突然の第一、第二を入れ替えると宣言。
先生も驚いて「なんで?」と。ポン子いわく「A高校が良い。けど、今年の倍率を見る限りA高校は厳しいと思う。だからB高校が定員割れすると見込んでそこにかけてみようと思う」と。
「いやいや、そうなるとB高校が定員割れしなかったらあなたの公立高校進学は消えるよ?」と話すと「それならそれで良い」と。
「なるほど、もうB高校に賭けるってことか…それで良いか?今までA高校に行きたいって頑張って来たのが定員割れが分かった時点で点数が取れたらB高校決定やぞ?それで良いか?」と、先生は確認してました。
「それも運」と言い切ったポン子。思わず親と先生は「えぇ?!」と。
だんだん訳がわからなくなってきたのでもう一回頭の中を空っぽにして話し合い。
結果、第一、第二は変えずそのまま出すことになりました。
先生いわく、今年は本当に読めんからなぁ。例年なら先生はA高校をおす。けどなぁ…でも逆を返せばA高校に成績悪すぎても受ける人間はようさんおると思う。とりあえず受験しますって子も中にはおるからな。ただレベル高い子が紛れてるやろうから今年は怖いんよなぁ…と。
で、家に帰ってきてから思ったんですよ。
てかさ、点数が合格点超えてないとまず受かんないんじゃない?って。彼女…超えれるのか??
そもそも第一希望、第二希望って普通は第一をレベル高い所。第二をレベル落とした所を書くらしい…そらそうか。第一希望は加点があるのであえて自分のレベルの一個二個上を希望して当日の結果で勝負をかける子も居るそうです。もちろんうまく行って合格する子も居ますがその場合、高校生活は楽しい<勉強重視になる。
私立の入試ではっきり分かりました。彼女、時間配分とか出来てないのよ。
せめて答案用紙は埋めてね!とアドバイスしましたが帰ってきた返事が「そんな場合じゃなかった!数学はとにかく時間がなくて残り10分って言われた時点で半分以上空欄やったんよ」と。それってもう決定的に配分間違ってるよね??
考えられるのはその他ニ教科で良い点取ったのか??確かに彼女、国語だけ妙に良い点取ります。
ちなみに、ここだけの話。私立も第一希望の科は落ちてます。それに果たして本人は気付いているのか…きっと彼女は気付いていない。
結果を見た時私は思わず『えっ…』と言いそうになりましたが、本人はそんなことより落ちてると思い込んでたんで合格の文字があった事に喜んでました。もうその後の空気を悪くしたく無かったので私も突っ込むのをやめました。
はい。そんなこんなで残る公立受験まであと3週間ちょっと。
彼女のやる気は出てくるのか?
私立専願組は受験が終わりました。数日中には公立推薦組の結果が出ます。ざっくりとですが残る受験組は三分の一程になるらしいです。
そろそろ決まった子達の緩んだ空気感を羨ましくなってくる頃だと思います。
いや、親としてはやってダメならそれはそれで良いんです。
私立であろうと公立であろうと、3年後卒業出来る学校に進学してくれたら良いんです。
なんだけどなーーー
ここ数日のポン子を見てたら『こりゃダメだ』と思う事多々。
数日前は夜布団の中でこそこそスマホで漫画を読んでました。朝いつもある場所にスマホが無いことに気付き起きる前に探すと枕の下に隠してありました。画面は読んでた漫画のまま。
さすがに起きてきた瞬間、小言をチクリと。
「5分も読んで無い!」とか何とか言ってましたが、夜は制限かけてスマホ使えないようにしてたんですよ。それどうやって解除してんの?って事で更に怒り倍増。
挙げ句の果てには卒業式前のイベント?に受験終わった組と一緒に出たいと…
はぁ?
と口にしそうになりましたが「ふーん」と言っときました。
その後、「いいよ〜って返事しといた〜」だって。ね、本当にどうしようもないんですよ、彼女。