試合の事。パート２

すがすがしく思えた要因の一つに他の選手の活躍があった。



今年日本ランク３位で日本選手権にも出た奴。



そいつの跳躍を目の前で見た時、
悔しさよりも素直に今の俺にはあの跳躍は無理やなって思えた。



今まではそいつよりももっと凄い選手を見てても、
いつか抜けると思えてたけど今回は相手を受け入れる事ができた。



凄い選手を受け入れる事は本来大切な事なんやと思うけど、
俺はそこはずっと拒んで来た。



俺は俺で自分自身を極めてるんやから、別にその人だけが凄いんじゃない
って思うようにしてた。



いつかそれを証明できる記録が出るって。



でもそれがなかった。



だからすがすがしかった。



なんかしんみりして書いてきたけど（笑）、
そういう意味で力は全部出し切れたと思う。



だからとりあえず今は卒研を達成感を持ってやり抜くために
高跳びからは一旦離れて集中して取り組みます！

試合の事。パート１

当日は雨が降ってた。



大阪の長居競技場に着いた時はまだセーフ。



アップを始めようとしたら結構降り出して…。



久々に雨の中で動いた。



22歳なりに若さを感じた（笑）



アップの感じではそこそこ動けた。



気合い十分。いざ本番。



…何かヘン。



軽く跳べるはずの高さをばんばん練習で落としてしまう。。



ヤバイと思った。



しかも両足のふくらはぎがツッてしまいそう。



体力温存と、悪いイメージが付かんように練習やめ。



ほんまのぶっつけ本番。



その場で必死にマッサージしたお陰で足は楽になった。



あとは跳べるかどうか。。



本番最初の高さ１回目…



失敗。



２回目…



失敗。



もう無理かぁ。と正直思った。



でもまだ力は残ってる。



とにかくこの力を全部出そうと切り替えた。



３回目…



これが最後のジャンプかぁ。



と思ったら



成功！



危な、セーフ！！（笑）



何とか記録は残した。



でもそれから次の高さは全部失敗した。



これで終わった。



全然悔いはなかった。



気分爽快！



やり切った感ですがすがしかった。

終了。

今日で大学の試合が全て
終了した。




陸上始めた中学から
試合をしてきた大阪長居で
最後の試合を迎えられたのは
何か嬉しかった。




これまで高跳びを専門にやってきて
今、いろいろと思い返すところもあるけど、
それはあえて書かんとこうと思う。


これから自分の中で
ゆっくり思い返していこうと思う。




とりあえず今言える事は、
ここまで陸上、走り高跳びを続けてきて
良かった。