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先日、某銀行で自宅の決済を終えてきました。

決済の時に必ず行うのが「着金確認」

例えば買主さんがA銀行でお金を借りて、私のB銀行の住宅ローンを返済する場合、

A銀行からB銀行に振込が行われますが、

5000万円もの売買代金を銀行の担当者が現金化して
B銀行へ車で運んで、お札の数を一枚一枚数えて、、、、

こんな事する訳ありませんね。
実際、銀行間で「データ」が移動するだけです。

A銀行は5000万円というデータをB銀行に送り、各銀行の残高が変わり、
A銀行は買主さんへの「金返せ」という資産を持ち、
B銀行は私へ「金返せ」という資産が清算されてしまう、
これだけの事です。

話は大分飛躍しますが、日銀がお金としてプリントして発券している金額は確か、約80兆円。

ん?日本の国家予算より少ない?国民の金融資産1000兆円よりはるかに少ない?

当然ですよね。大きい金額の取引は現金でやり取りしませんから。
全て残高という「データ」をやりとりするのですから。
でもなんか不思議ですよね。このデータをどこまで信用していいものか。

不動産投資をしている人で、
「1億円借りるのも、10億円借りるのも変わらない。どうせ自分の給与じゃ返せないんだから。」
って人いませんか?

同感です

まあ、私の場合は
「収入と支出のバランスが大事で、借金の額の大小は大事では無い」
これが大前提ですが、決して給与をあてにした借金じゃありません。

しかもどうせ借金なんか所詮「データ」でしか無いのですから、
そんなものにビクビクして生きるのなんか馬鹿馬鹿しいです。

むしろ借金出来るという能力を最大限活用するべきです。
我々、サラリーマン不動産投資家の最大のメリットは

長期でお金を借りられる

これが1番大きいでしょう。
ファンド会社の最大の弱点は

長期でお金を借りれない

これです。早ければ2年、長くても5年程度で元本一括弁済を求められます。
その場合はリファイナンスか売却という選択を迫られますが、
その時のマーケットに大きく左右されます。

マーケットがいい時は、購入価格よりも高く売れるでしょうし、
リファイナンスでも銀行はOKしてくれるでしょう。

しかしマーケットが悪い時は、購入価格よりも高く売れないし、
そんな御時世はリファイナンスになかなか応じてくれません。
結局デフォルト。

不幸な事態は続けて起こるものです。

我々サラリーマンは長期で借りれて、必ずしも出口を気にする必要は無いのですから
むしろ積極的に借金できる能力を使うべきでしょう。

でも、収入と支出のバランスが全てです。


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