値段の意味を考える
これって結構考えだすと面白いし、
すごく重要な事だとおもいます。
特に投資をする人にとって。


皆さんも経験あると思いますが、
自販機で350mlのコーラを120円で買いました。

たまーにあのプシュっとした、爽やかな喉越しが欲しくなり、
買ってしまいます。

コーラをぐびっと飲んで歩くと、あれ?
こっちの自販機は500mlのコーラが100円??
や、やられた。

実際、自販機のジュースの値段はどのように構成されているかを考えてみると、
それは中身のジュースの値段ではなく、
製造元の製造コスト、流通コスト、人件費、自販機の電気代、自販機設置業者の利益、設置した場所代、等々で構成されてます。
ジュースの中身そのもののコストはきっと数円でしょう。

コーラを500mlもぐびっと飲み干せないので全然構わないのですが、
何だか しまったっ て気分になりますよね?


少し話しを発展させて不動産の値段について考えてみると、
不動産は需要と供給のバランスによる価格構成が非常に大きいです。
買いたい人(需要)が売りたい人(供給)よりも多いと値段は上がります。


例えば、普通のサラリーマンの夢であるマイホーム。
一生懸命貯金をして、10年位貯めて30代中半で5000万のマンション購入。
こんな考えの人は沢山いるでしょう。
多くの人が買いたいと考えているからその値段なのです。

買う前に考えてみましょう。
みんなと同じ行動をしていていいのですか?

多くの人が自宅の購入に積極的なので、
住宅のマーケットはとても成熟してます。
金融機関も積極的にローンを提供してますし、
金利は非常に低水準です。

賃貸で家賃払うよりもローンの支払いのほうが安くて済みます。
しかも金利は当分上がりませんよ!

こんな話は販売業者の決め台詞ですよね。
でもよく考えてください。

自分は一体、何に対してお金を払うのか?

そこに住みたいから?家賃よりもローン返済のほうが安いから?
耐震性がしっかりしているから?みんなが買ってるから?
サラリーマンの夢だから?自分の資産を持ちたいから?

ちなみに、ロバート・キヨサキ氏曰く、
自宅は資産ではなく負債ですよ。
何の収益も生まないので。

本当にそのマンションは5000万の価値(不動産としての価値)があるのだろうか?
この先35年もローンを支払い続けるだけの価値があるのだろうか?

よく考えてみましょう。

次回に続く。