昨年の9月に朝霞市公務員宿舎の建設が少なくとも5年間凍結されました。
野田総理が朝霞に来てました。地元から近いので思わず、オッ!
しかし駄目ですねー、野田総理。
作っちゃえばいいんですよ。
総事業費105億円、凍結してそのお金は結局震災復興にあてたのでしょうか?
多分あててないでしょうね。
850戸もの大規模開発なんてなかなか朝霞じゃ少ないでしょう。
そんな現場が始まれば、まず間違いなく地元の飲み屋やコンビニ、定食屋、金物屋。
いろいろ栄えるでしょう。
実際私は某大手ゼネコンで現場監督やってたのでわかります。
政府がゼネコンに支払う105億から、多くの職人に日当が支払われ、
お金をもらった職人は飲み屋でお金を使い、新たな仕事道具を購入し、
栄えた飲み屋は内装をキレイにリフォームし、、、、
そうやってお金は廻るのです。当たり前です。
では105億が廻っていくら位の経済効果になるのか?
これは乗数効果と言われていて、2.3倍程度と考えてられてます。
ま、とにかく無駄の削減って聞こえはいいけど確実に雇用の機会は減ります。

ここで一つ提案。
公務員宿舎の何がいけないかって、安すぎる賃料でしょう。
ちなみに3LDKが4万程度だそうです。
何で公務員ばかり優遇されてるのって言う怒りが大きいのでは?
賃料上げればいいじゃないですか?民間並にすればいいでしょ。
単純に計算。ならしで10万円/戸と想定
850戸×10万円×12ヶ月=約10億円。
表面利回り約10%ですよ。
しかも今の政府は国債発行コストが極めて低い。
10年の長期国債の金利は1%以下ですよ。
確実にいい投資ができるでしょ。
利益は政府税収として国民に還元するとか、国債償還にあてるとか、
いろいろいい案が出るのに。

もちろん復興は国債を日銀が買い取って即時に復興資金を用立てれば何の問題もないのです。