鼻筋を通す方法には、
◎ヒアルロン酸などのフィラー注入
◎シリコンプロテーゼ
○ゴアテックス
○自家組織移植(軟骨や骨、筋膜などの自分の組織で隆鼻を行う)
などがありますが、広く普及しているのは、◎の2つです。
ヒアルロン酸などのフィラー注入は簡単に、しかも、ほとんどダウンタイム(腫れや内出血などの期間)無く行うことが出来るので、非常に人気があります
嬉しいことに、私たちの院でも、ほぼ毎日鼻への注入は行わせてもらっています
・・・が、以前も記事にした様に(⇒こちら)血流障害という重篤な合併症のリスクが存在することも事実です。。
ですので、今でもやはり私の考えとしては、
『ヒアルロン酸で鼻が高くなるイメージが出来たら、可能なら次からはシリコンプロテーゼによる半永久的な隆鼻術を考慮していきましょう!!』
ということが中心になっています
もちろん、色々な理由(3日間の固定期間が確保出来ないなど)でシリコンによる隆鼻術を行わず、何年も私に鼻の注入を依頼して下さる患者様も多くいらっしゃいますよ
上記であげた合併症は、起こる可能性は非常に低い上に、当院では限りなくリスクをゼロに近付けるために、鼻の注入の際は、血管収縮剤入りの局所麻酔液を処置前に注入することによって、より安全に処置を行う工夫をしています
それでは、今回ご紹介するモニター様(ありがとうございます)は、初めからシリコンプロテーゼによる隆鼻術を希望されていた患者様です
相談してから処置を行う日まで1カ月間しっかりと考えた末に、処置を受けて頂きました。
手術に関して『痛い』というイメージがある患者様も多いと思われますが、眼窩下神経ブロックという注射を処置前に行えば、ほぼ確実に痛みは軽減されますよ
・手術前にシリコンを用いて鼻に直接デザインする
⇒・神経ブロック
⇒・右の鼻の孔の中に創を作って、そこからシリコンを挿入する
⇒・吸収糸を使って縫合するので抜糸は不要
⇒・肌に優しい3Mテープを用いて、72時間固定して頂く
という流れです
*ちなみに、私は余程ご希望が強くない限りは、I型のシリコンを使用しております。
40代後半女性 直前⇒1カ月後(I型プロテーゼ)
いかがでしょうか??
鼻筋が通り、鼻全体の高さが変わるることによって、この写真の範囲だけでも、より綺麗になられた印象が伝わりますよね
患者様からは、『鏡をみるのが楽しくなりました。他にスキンの処置も頑張っていきたいです。』という嬉しいお言葉を頂きました
注入・シリコンによる隆鼻術をご検討されている患者様は、気軽に落合にご相談下さい
インスタもやっているので、良かったら観て下さい⇒こちら