皆さん、台風の影響はいかがでしょうか?
ちなみに、今日は暑いみたいですね・・
そして、紫外線も少しずつ減ってくる季節になってきましたね
こういう時期になると、先延ばしにしていた『シミ』の治療を行おうと考えて来院される患者様が増えてきます
『シミ』に関しては、こちらのページをご覧下さい⇒スキンケア
分類・原因・治療などが簡単にまとめてあります。
今回は、そんな『シミ』の中で、30~50代の女性を中心に苦しめられる・・
『肝斑』
について、書いてみます
美容皮膚科の世界で有名な“葛西健一郎 先生”は、著書の中で
『肝斑とは擦りすぎによる慢性的な色素沈着』
と述べておられます。
つまり、「顔の肌の擦りすぎで、いっつも肌に茶色が付いてしまってる」ということです
じゃあ、顔の肌を擦りすぎる時っていつ??となりますが、それは
①毎日の化粧を落とす(クレンジング)時
②肌が剥けるようなホームケア(トレチノインなどもやりすぎに注意)を行う時
③タルミをケアするために、ゴリゴリと毎日の様にマッサージする時
などではないでしょうか!?
私はそれぞれ、
①化粧は落ち切れなくても日本で普通に販売されているものは安全なものが多いので、擦らないように落としましょう。だって、平気で日中12時間近く肌にのせられるものなんだから、ちょっとくらい残ってて悪いことはないですよ
②肌が剥ける様なケアは、擦り傷と一緒で、その後に酷い色残り(色素沈着)を起こす人も居るので、全てを否定するつもりはないけど、気を付けて下さい。
③顔のマッサージでタルミが改善するとしたら、持続期間は1日程度で、それは浮腫みが取れているだけです。なので、気持ちがスッキリするために、軽く、時々やるマッサージは良いと思いますが、毎日の様に力いっぱい行うマッサージはお勧めしません。
などと、説明しています。
そして、肝斑の治療で重要な3本柱は、
Ⅰ.肌は擦らずに優しく扱うこと
Ⅱ.トラネキサム酸というお薬の内服を継続すること(Vit.C, Eを併用するとさらに効果的)
Ⅲ.メドライトC6という機械で、肝斑治療用に設定された適切なエネルギーでレーザー治療を行うこと(ピーリングなどの肌処置も一緒に行うとより効果的)
です。
では、今回のモニター様ですご協力ありがとうございます
肝斑治療はとにかく、焦らないことが大切です。擦らない肌ケアを見に付けることも非常に重要だからです
なので、モニター様はピーリングなども併用しながら、月に1回のレーザー治療(当院の『脱シミ宣言ハイグレード治療』)を続けておられます
1回目治療前
1回目治療の1カ月後
2回目治療の1カ月後
3回目治療の1カ月後
いかがでしょうか??
全体のスキントーンも上がって、顔が明るくなり、肝斑も薄くなって、シミの境界が不鮮明になってきました
で、結局シミの治療で大切なことは・・
“診断を適切に行い、治療の順番を間違わないこと”
です
肝斑があれば、基本的には他のシミより、肝斑治療が優先となります
これ以上は・・・文字数が多くなり過ぎて読みにくくなりますし、直接落合にお尋ね下さい
9月初旬に『蓮沼ウォーターガーデン』に行って来ました
めちゃくちゃ大きいプールだし、人も多くて、熊本出身で田舎者の僕は結構驚いてしまいました
顔は日焼け止め塗っていたのですが、体は面倒だったのでサボってしまったら、案の定皮剥けを経験しております・・
皆さんは気をつけて下さいね!!
ちなみに、あのプールの水は少し塩味がしたのは気のせいでしょうか・・・
では