2016年4月14日の夜、熊本地震が発生しました。
前震という位置付けですが、益城地方など震度7の地域もありました。
私の母は、その数時間前まで私の家に孫に会うために遊びに来ていて、飛行機で熊本に帰った数時間後に被災しました。
両親・親族とは固定電話やLINEでどうにか連絡が取れ、携帯電話同士での通話は難しかった様で、両親にもこっちから親族の無事などを伝えました。
そして、震度6を記録するような余震はあるものの、とりあえず親族全員が無事であることに安心していたら、4月16日未明に本震と呼ばれる、震度7をまたしても記録するような地震が発生しました。
前震の時も本震の時も、映像を見ているだけで本当に辛い気持ちになりましたし、両親と連絡が取れなかった時間も、非常に長く感じたものでした。
私の両親は熊本市東区に住んでいて、最大深度を記録した益城地方に隣接している地域に住んでいます。なので、震度も6強を経験しており、実家にヒビが入りました。(現在、半壊認定が下り、建て直しの準備をしております。)
前震の後、すぐに逃げ出せるように普段と異なり1階に寝ていた父は、普段と同じ場所に寝ていたら本震の際に大きなタンスが倒れてきて下敷きになっていた可能性が高かったとのことでした。(ただ、どうやら地震による家屋倒壊の観点で見れば、2階に寝ることが推奨されている様です。)
その後、数日間は私の両親は近くの公園に車を停めて車内泊をしておりました。
トイレも不便だし、水分を控えて、深部静脈血栓などが出来ないか心配でしたが、大丈夫でした。(チワワも一緒に寝泊まりしていて、チワワのストレスも大きかったことでしょう。)
色々大変なことも多くあった様ですが、今はほとんど前と同じ暮らしが出来ています。
私の父は『熊本はちょこちょこ地震があるから、エネルギーが分散されていて、大きな地震は来ないんじゃないかな』と昔から言っており、私もそれを信じていた様な気がします。
しかし・・そんなの全く当てになりませんね(笑)
どの地域に住んでいても、備えが大切です・・と改めて思いました。
東日本大震災の後の危機感も少し薄れていた自分は、熊本地震が起きてから改めて水や非常食などの備えを確認しました。
何が言いたいブログか分からなくて申し訳ありませんが、このブログを見て、災害が起きた時にせめて自分や家族だけでも守れるように、それぞれが生活や備えを見直すきっかけになれば幸いです。
最後に、亡くなられた方を含めた、被災者の方々に心よりお悔やみ・お見舞い申し上げます。
大好きな熊本が、1日でも早く、そして少しずつでも復興することを願っております。
〇飛行機から多くのブルーシートが屋根の上に乗っていることが確認出来ました
〇実家の壁は、ヒビだらけです。
〇熊本県民の誇りである熊本城も大変な被害を受けました。