患者様の中には、
『シミ=肝斑』 or 『シミ=老人性色素斑』
であったりと考えられている方が多くいらっしゃいますが、美容皮膚科的には、
【私はシミの治療で著名であり、執筆も多数なさっている葛西先生から多くを学ばせて頂いております】
『シミ』=老人性色素斑,そばかす・雀卵斑,肝斑,後天性真皮メラノサイトーシス,色素沈着 の総称!!
①老人性色素斑(顔の側面に出来ることが多い。誰にでも出来る。日光と加齢が主な原因。)
②そばかす・雀卵斑(幼少期または学生の頃から鼻の根元を中心に分布。遺伝性の要素が大きい。)
品川美容外科HPより
③肝斑(擦り過ぎが原因で主に頬骨上・こめかみに出来る。ベタッとしたくすみ。)
品川美容外科HPより
④後天性真皮メラノサイトーシス(20歳を越えた頃に急に頬骨上に出現する灰色に近い色素斑。原因不明であり、治療がやや難しい。)
天神形成外科クリニックHPより引用
⑤色素沈着(火傷や怪我などの色残り。)
と分類されることが一般的となっています。6種類という先生もいらっしゃいます。
実はそれぞれ、最も効果的な治療法は異なり、
①老人性色素斑⇒Qスイッチレーザー(または膨らんだ脂漏性角化症は高周波による切除)
②そばかす・雀卵斑⇒光治療(フォトシルクなど)またはQスイッチレーザー
③肝班⇒絶対に擦らない+トラネキサム酸・VitC・Eの内服+レーザートーニング(脱シミ宣言)
④後天性真皮メラノサイトーシス⇒Qスイッチレーザー
⑤色素沈着⇒基本的には時間経過を待つのみ
などと言われています。実際、私も上記の方針で治療を行っております。
・・・ゴチャゴチャ書きましたが、分かりにくいですよね?
実際、スタッフでも完全に理解出来ていない人もいるくらい、やや難解です。
ですので、お悩みのシミなどがありましたら、適切な治療をご提案させて頂きますので、気軽にご相談下さい!