学校で必修化された奉仕活動、以前もブログで紹介させていただきましたが
息子は老人ホームを選び、夏休み後半は毎日午前中老人ホームに足を運んでいます。
とうとう、明日で最後となりました。
初日はお年寄りと思うとおりに意思疎通がとれず、ぐったりだった息子・・
2日目は入浴・・・
これまた大変な作業で、その大変さを身振り手振りで報告してくれました。
3日目くらいから、息子の中で何かが変わってきた様子・・・
お年寄りと何気ない会話が自然にできるようになってきたそうです。
今日は車いすを押して近くの郵便局まで行ったとの事。
そして一緒に折り紙を折ったり、顔見知りのお年寄りもでき、
何よりもボランティア課の担当の方がとても優しい方らしく、
いろいろと人生についてお話してくれたそうです。
その方は、高校卒業してすぐに老人ホームで働き始めたそう。
この道に進みたかったそうです。
奉仕活動はアルバイトと違い無償で働くからこそ、働く喜び、意味を
感じやすくなると思います。
誰かの役に立って感謝される快感を知ることができれば
今後息子が社会に向かう心の準備ができると思います。
この夏休みで三年間で貯めなければいけないポイントを貯める事ができました。
息子の心の変化とは、最初はポイントの事ばかり頭にありましたが
今日の夕飯時に
「明日で終わりだなんて、ちょっと寂しいな~」と・・・
どうしてか尋ねてみると、「お爺ちゃん、お婆ちゃんとも仲良くなれたし
やっと慣れてきた頃にさよならは寂しいよ」っと。
この言葉を聞けて、救われた気持ちになりました。
きっと、素晴らしい環境だったのでしょう。
息子に一言・・また、おじいちゃんおばあちゃんに会いたくなったら
いつ行ってもいいんだよって・・・・
ボランティア活動を通して、とても良い社会勉強ができたと思います。