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今回の大地震で世界各国からの声が聞こえてきます。こんなに被害に逢われてながらも、整然と行動する冷静な対応に感嘆の声が上がっています。
なかでも中国の若者たちのネット上での評価には驚きました。
「あれほど我が国を罵倒してやまない国でも混乱時であるにも関わらず、礼儀と条理をわきまえた行動規範に驚きの声を上げ、GNPの座を奪ったが、日本人の礼節と冷静な被災民の対応は日本の教育の良さと資質の良さと褒め、中国が本当の意味で日本並みになるのは50年は超えるものと思う」と、述べています。
マイクを向けた時と、そうでない時、本音とたてまえをちゃんと使い分けているんですね。

話は少しそれますが、私が上京して驚いたことは、東京で初めて電車に乗った時の事。
きちっと整列して電車を待っている、ただそれだけの事に感心しました。
ちゃんと前列、後列と先にくる電車に乗る人、次の電車に乗る人、誰が誘導しているわけでもないのにきちんと整列されています。
関西からでてきた私は、カルチャーショックを受けた初めての出来事でした。





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震災直後の有楽町駅の山手線ホームで、きちんと整列している日本人の姿。



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携帯電話が繋がらず、公衆電話に並ぶ人々。(左)列車が運休し、構内の階段に座る帰宅難民。(右)


私もバスを3時間待ちましたが、待っている前後の方たちとお話したり飴を頂いたり、それにトイレなども順番で行ったりと連帯感が自然に芽生えていました。



中国・広州日報は、在日中国人の震災後の目撃談を紹介し、「まるで無声映画を見ているようだった」「東京。電車が不通となり、徒歩で帰宅する数百万人の人々。みな黙々と列をなし、ひたすら前を目指す。怒鳴り声など聞こえない。自分は車だったが、誰もクラクションを鳴らしていなかった」「数百人が広場に避難した。タバコを吸う人はいない。係員が走り回って毛布、お湯、ビスケットなどを配る。すべての男性が女性を助けていた。3時間後、その場は解散となったが、地面にはゴミ1つ落ちていなかった」 と日本人の冷静さを絶賛した。(Record China)


こういう状況下においても秩序を崩さない日本人に誇りを持っていいのではないでしょうか。