昨日息子の学校に石井いと子先生を招いて「子どもの本を読んで子供の心を知ろう」というテーマの講演会が行われました。
母として人として、成長できそうな、そんな希望のもてる内容でもありました。
子供の心を色で表現した本や、気持ちをストレートに表した本、こうやってみると子供の心を訴えている本がいろいろあるんだなーっと感動しました。
最後に親心にズキンっと電気が走るような内容なので、ご紹介させて頂きます。
子供について
あなたの子はあなたのものではない、
子は「生命(いのち)の願い、その息子で、その娘。
子はあなたを通して生まれるが、あなたからうまれるのではない。
あなたと共に過ごしても、あなたのものではない。
子に愛を注ぎなさい。だが、考えをおしつけてはいけない。
子には子の考えがあるもの。
あなたは子の肉体(からだ)に住まいを与えるがよい。
だが、魂にまで住まいを与える事はできない。
子の魂は、夢のなかでも訪ねられない。
子の魂は、明日の館に住んでいるもの。
あなたは弓。
その弓は生きた矢として、あなたの子を放つ。
射手は果てしない行く手にある標的を見、
矢が速く遠くにとぶように、
力をこめて弓のあなたを引ぎしぼる。
射手の手でしなうのを喜びとしなさい。
射手は飛び去る矢を愛するように、
矢をつがえるしっかりした弓をもあいしているのだから。