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今日は中山暮れの名物レース、ステイヤーズSを検討してみます。芝3600はおそらく一番の長距離レースではないかと思います。芝3000でも芝3600でも、「ステイヤー」なら同じ距離だとは言いづらいところが、このレースのおもしろいところです。過去10年の3着以内馬のデータを見ながら、何が抜け出すのか、狙い馬を絞り込んでおこうと思います。
ステイヤーズS【2025年12月6日中山11R】出馬表、予想 | 競馬ラボ
スポーツニッポン賞ステイヤーズステークスの過去10年データ、好走馬一覧(2025年12月6日中山11R) | 競馬ラボ
1)持ち時計プラス
距離経験のない馬ばかりで時計比較が難しいですが、かりに芝2400・2500の持ち時計を一瞥すると、アルゼンチン共和国杯6・7着のホーエリートとマイネルカンパーナ、京都大賞典3着のヴェルミセル、メトロポリタンS3着のブレイヴロッカーに、8歳のクロミナンスあたりが好時計の持ち主で、これらに、長距離実績をふまえ、昨年このレース2着だったシルブロン、宝塚記念で5着にがんばったチャックネイト、メルボルンC2着のあるワープスピードなども有力候補に加えてよいと思います。あとは過去の好走例からミクソロジーとメイショウブレゲですが、そこまで出番があるかどうか。
2)前走(ステップ)
〇アルゼンチン共和国杯 8頭
〇京都大賞典 6頭
〇古都S 3頭
〇丹頂S 2頭
〇比叡S 2頭
3)性齢
〇3歳 0頭 〇4歳 7頭 〇5歳 8頭
〇6歳 9頭 〇7歳 3頭 〇8歳 3頭
◇牝馬 2頭 ◇騙馬 3頭
4)血統
父サンデー系に母父ノーザンダンサー系でしょうか。とくに父系がステイゴールド系だと信頼性が上がりそうです。ここでは父ステイゴールド系の6頭を挙げておきます。
※サンデー系= 、ノーザンダンサー系= 、ミスプロ系= 、
ナスルーラ系= 、ロベルト系=
・ウインエアフォルク:父ゴールドシップ/母父ティッカネン(Grey Sovereign系)
・マイネルカンパーナ:父ゴールドシップ/母父Linamix(Lyphard系)
・ミクソロジー :父オルフェーヴル/母父アフリート
・メイショウブレゲ :父ゴールドシップ/母父パイロ(Bold Ruler系)
・ワイズゴールド :父レインボーライン/母父キングヘイロー(Lyphard系)
・ヴェルミセル :父ゴールドシップ/母父コンデュイット(Never Bend系)
5)JRAホームページのデータ分析
JRAのホームページのデータ分析のポイントは以下のとおりです。
(データ分析:スポーツニッポン賞ステイヤーズステークス 今週の注目レース JRA)
① 上位人気の成績が拮抗:単勝20倍未満の馬同士か
② 乗り替わりの馬に注目
:複勝率27.1% 外国人では5・3・1・7(複勝率56.2%)
③ 前走2400以上
④ 勝ち馬は2500以上の重賞で3着以内の実績
浮上するのは、ミクソロジーとワープスピードです。
6)宮田式バイオリズム◎
・クロミナンス 4・3・3・5
・ミクソロジー 5・1・1・8
7)結 論
混戦です。穴狙いをするなら、ミクソロジーとかクロミナンスあたりですが、脚部不安を抱えていて、どんなもんかという感じです。ミクソロは去年も出走して13着。復帰後はずっと二桁着順続きで、ここで冒険するには「好材料」が乏しすぎです。リピーターが活躍する傾向に沿うなら、去年2着のシルブロンが一番有望かなという感じです。前走15着と大敗してますし、あまり人気を被るようだと心配ですが、鞍上に再びマーカンドを迎えて、一変した走りを期待します。相手は、長距離だけに血統を加味して、ワープスピード、メイショウブレゲ、マイネルカンパーナ、牝馬のホーエリートとヴェルミセルに、クロミナンスとチャックネイトも加えておきます。ミクソロジーまではどうでしょうか。まとめると、
◎シルブロン 〇ワープスピード ▲マイネルカンパーナ……
で、①人気が鬼門のレースと見ていますがどうでしょうか。
ということで本日もお読みいただきありがとうございました。今日も一日無事でありますように。暖かくしてお過ごしください。