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今日は前週の東スポ杯に続く2歳馬の重要レース、土曜京都のラジオN杯京都2歳Sを検討してみます。去年のエリキング、おととしのシンエンペラーと世代上位の実力馬を輩出している出世レースの一つです。来月の2歳GⅠや来春のクラシックを狙える馬が含まれているかどうか、過去10年の3着以内馬のデータを見ながら、考えてみようと思います。
ラジオN杯京都2歳S【2025年11月29日京都11R】出馬表、予想 | 競馬ラボ
ラジオNIKKEI杯京都2歳ステークスの過去10年データ、好走馬一覧(2025年11月29日京都11R) | 競馬ラボ
1)持ち時計プラス
どの馬もまだキャリアが少なくて、距離経験のある馬が数頭ですが、芝2000の持ち時計トップは、紫菊賞2着のサトノアイボリーの1分59秒3(上がり36.1)です。続くのが、芙蓉Sを勝ったウイナーズナインの2分00秒3(34.9)で、以下、カラペルソナ、ロックターミガン、ネッタイヤライ、ゴーイントゥスカイなどが2分00秒台です。他距離では、1800で新馬勝ちのジャスティンビスタやコスモス賞勝ちのあるアスクエジンバラに、もう一頭、マイル新馬勝ちのバルセシートまで。フリーガーやメイショウソラリスは出番があるかどうか、というところでしょう。
2)前走(ステップ)
〇新馬 8頭
〇未勝利 7頭
〇萩S 5頭
〇野路菊S 3頭
〇札幌2歳S 2頭
〇紫菊賞 2頭
間隔としては、中3・4週の好走例が多く、間隔をあまりあけていない組の方が走る傾向です。
3)血統
近年は父母ともにノーザンダンサー系の好走例が目立ちます。今回は母父にこの血脈をもつ以下の3頭を挙げておきます。
※サンデー系= 、ノーザンダンサー系= 、ミスプロ系= 、
ナスルーラ系= 、ロベルト系=
・サトノアイボリー :父エピファネイア(シンボリクリスエス)/母父クロフネ(Vice Regent系)
・バルセシート :父キズナ(ディープインパクト)/母父Lizard Island(Danzig系)
・フリーガー :父コントレイル/母父Ghostzapper(Vice Regent系)
4)JRAホームページのデータ分析
JRAのホームページのデータ分析のポイントは以下のとおりです。
(データ分析:ラジオNIKKEI杯京都2歳ステークス 今週の注目レース JRA)
① 単勝③人気以内が中心
:過去10年の3着以内馬19/30頭が該当
② 継続騎乗馬の複勝率37.1%
:乗り替わりは15.9%と劣勢
③ 中3週以上の馬:複勝率35.6%
④ 勝ち馬は通算出走数3戦以内、前走3着以内で、
かつ上がり脚がメンバー上位2位以内
浮上するのは、サトノアイボリー、フリーガー、メイショウソラリスで、ゴーイントゥスカイとジャスティンビスタが続きます。
5)結 論
距離が延びてどうかという気もしますが、前走で抜け出す脚が速かったバルセシートがいいのではないかと思います。乗り替わりはデータ的にはよくないようですが、鞍上C.デムーロは魅力です。相手の一番手は、ジャスティンビスタでしょうか。時計はたいしたことがありませんが、前走の抜かせない勝負根性には見どころがありました。時計勝負になっても意外に頑張れるような感じがします。あとは、opの芙蓉Sを勝っているウイナーズナインと紫菊賞2着のサトノアイボリーに、新馬勝ちの組からゴーイントゥスカイとフリーガーに、未勝利勝ちから臨むカラペルソナあたりまででしょうか。武のメイショウソラリスの逃げはどうか。まとめると、
◎バルセシート 〇ジャスティンビスタ ▲ウイナーズナイン……
で、これは人気順と当日の枠連の動きをよく見ないと当たらない感じで、東スポ杯2歳Sよりも難しそうです。
ということで本日もお読みいただきありがとうございました。週の折り返しです。三日間開催で月曜に競馬があると週が忙しい感じですが、インフルも流行っているようですし、今日も無事に一日が終わるよう祈ります。