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今日は三日間開催初日の土曜福島メイン、福島記念を検討してみます。ハンデ戦で上下差が8.5㌔あります。ここ2年は①人気が馬券に絡めず、高配当となっていて、ハンデも人気も中位どころが波乱を呼びそうなレースです。過去10年のデータなどを参考に、狙い馬に目途をつけてみます。
1)持ち時計プラス
今年の芝2000の持ち時計では、大阪杯4着のエコロヴァルツの1分56秒5(上がり33.8)が断然です。今回ハンデ頭の一頭ですが、このメンバーで58.5(+0.5)なら、むしろ恵まれた感じもします。以下、少し水をあけられてイングランドアイズやオニャンコポンに、クリスマスパレード、コガネノソラなどが続きます。52㌔のミッキーツインクルも福島で勝ち鞍があり、時計的には間に合いそうです。これらに、福島実績のあるアラタ、シリウスコルト、ダンディズム、ニシノティアモ、リフレーミングあたりの争いでしょうか。バビットも3歳時にラジオNIKKEI賞勝ちがありますが、近走からはどんなもんかというところです。
2) 斤量(ハンデ)※過去10年、以下同
・58.5㌔ 1頭
・58㌔ 0頭
・57.5㌔ 3頭
・57㌔ 5頭
・56.5㌔ 1頭
・56㌔ 5頭
・55㌔ 8頭
・54㌔ 4頭
・53㌔ 1頭
・52㌔ 2頭
3)前走(ステップ)
〇オールカマー 4頭
〇オクトーバーS 4頭
〇札幌記念 3頭
〇京都大賞典 3頭
〇毎日王冠 2頭
〇ケフェウスS 2頭
4)性齢
〇3歳 4頭 〇4歳 8頭 〇5歳 6頭
〇6歳 6頭 〇7歳 4頭 〇8歳 2頭
/〇牝馬 4頭 〇騸馬 4頭
5)血統
父キングカメハメハ系(ミスプロ系)と父ステイゴールド系(サンデー系)が好走する傾向です。該当するのは7頭ですが、オニャンコポンも近似血脈です。
※サンデー系= 、ノーザンダンサー系= 、ミスプロ系= 、
ナスルーラ系= 、ロベルト系=
・アラタ :父キングカメハメハ/母父ハーツクライ
・タイムトゥヘヴン :父ロードカナロア/母父アドマイヤベガ
・ニシノティアモ :父ドゥラメンテ/母父コンデュイット(Never Bend系)
・ミッキーゴージャス :父ミッキーロケット/母父ディープインパクト
・ミッキーツインクル :父ドゥラメンテ/母父Astonomer Royal(Danzig系)
・クリノメイ :父オルフェーヴル/母父プリサイスエンド(End Sweep)
・コガネノソラ :父ゴールドシップ/母父ロージズインメイ(Halo系)
6)JRAホームページのデータ分析
JRAのホームページのデータ分析のポイントは以下のとおりです。
① 上位人気中心も波乱含み
:近年は二桁人気馬の台頭も
② 近年は6歳以上馬の活躍顕著
:複勝率6歳=15.4%、7歳以上=15.8%
③ 前走GⅡ組とop特別組
:GⅡ5着以内1・3・3・3、op3着以内2・3・3・14
④ 勝ち馬は中6週以内で内目枠(馬番1~8)の傾向
浮上するのは、タイムトゥヘヴンです。距離さえ持てば、ですが。
7)宮田式バイオリズム◎
・キタウイング 3・0・1・20
・コガネノソラ 4・1・2・4
・シリウスコルト 4・2・1・8
・ダンディズム 5・9・5・25
・ニシノティアモ 4・3・0・4
・バビット 4・2・1・16
・パレハ 4・2・0・7
・ミッキーツインクル 3・2・0・2
8)結 論
年長馬が活躍傾向ですが、今年の3歳世代の勢いに期待して、牝馬のクリノメイを中心視します。前走はGⅠで跳ね返されましたが、後ろから行って0.7差7着なら上出来です。一応GⅡ勝ちの実績がありますし、もともと中位で競馬をしてきた馬なので、直線の短い福島でも、斤量が軽くなる分、差し脚が届くと見ます。相手は、これも牝馬のクリスマスパレードとコガネノソラに、3連勝中のニシノティアモ、JRAのデータ分析で名前の挙がったタイムトゥヘヴンと、年長からはアラタとリカンカブールに、実績的に外せないエコロヴァルツくらいまで押さえてみようと思います。まとめると、
◎クリノメイ 〇クリスマスパレード ▲コガネノソラ……
と、牝馬ばかりになりますが、ここは当日の枠連の動きを追いながら慎重に行こうと思います。
ということで本日もお読みいただきありがとうございました。北日本は雪ですが、まだ熊は冬眠してくれないんですかね。今日も一日無事を祈ります。