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今日は新設重賞と呼んでいいと思うのですが、中京2歳Sを検討してみます。去年までの夏の2歳戦、小倉2歳Sはもうやらないということのようです。データ派にはちょっと困った重賞競走です。
中京2歳ステークス【2025年8月31日中京11R】出馬表、予想 | 競馬ラボ
1)持ち時計プラス
距離1400の持ち時計トップは、マイケルバローズの1分22秒0(上がり35.2)で、ハナ差負けのアイルトン(上がり34.9)が続きます。あとは3戦目で勝ち上がったタマモイカロスでしょうか。1200では、そのタマモらを7馬身差でぶっちぎったスターアニスの1分08秒0(同34.7)が最も速く、エンヴィーミーとフレンドモナコも08秒台の時計があります。これらを09秒台でキャンディードとコラルリーフが追うといったところでしょう。
2)血統
競馬ラボの中京芝1400の血統分析によれば、父ロードカナロア(キングカメハメハ)と父モーリス(スクリーンヒーロー)、やや離されて父ビッグアーサー(サクラバクシンオー)の3頭の名が挙がっていますが、ここでは父キンカメ系の4頭を挙げておきます。
中京芝1400mの血統分析【2025年8月31日中京11R】 | 競馬ラボ
※サンデー系= 、ノーザンダンサー系= 、ミスプロ系= 、
ナスルーラ系= 、ロベルト系=
・アイルトン :父ダノンスマッシュ(ロードカナロア)/母父マンハッタンカフェ
・ジュジュドール :父レイデオロ(キングカメハメハ)/母父Exceed and Excel(Danzig系)
・ナムラドロン :父ダノンスマッシュ(ロードカナロア)/母父クロフネ(Vice Regent系)
・マイケルバローズ :父ロードカナロア(キングカメハメハ)/母父ダイワメジャー
3)JRAホームページのデータ分析
JRAのホームページのデータ分析で強調されている点は以下のとおりですが、①~③は小倉2歳Sのデータです。
(データ分析:中京2歳ステークス 今週の注目レース JRA)
① 伏兵が2・3着に食い込むケース多し
② 前走未勝利戦で0.5秒差以上で勝った馬は注意
:複勝率41.7%
③ 8月デビューの馬に着目
④ 4角通過順3番手以内、前走上がり2位以内
減点馬ばかりで難しいですが、しいて該当馬を探すとすれば、タマモイカロスで、キャンディード、ジュジュドール、ナムラドロンが次点といったところでしょうか。
4)結 論
戦歴が浅くて比較の難しい面が多々ありますが、未勝利戦でタマモイカロスに1.1秒差をつけて楽勝したスターアニスが一番強い感じがします。小倉から坂のある中京に替わってどうかだけでしょう。そういう意味では、中京で新馬勝ちしたマイケルバローズとハナ差負けのアイルトンの方がひょっとしたら上かもしれませんし、アニスとタマモをデビュー戦で負かしたコラルリーフやキャンディードも見劣りしません。怖いのはダートで未勝利を勝ち上がったセイウンアインスでしょうか。新馬戦3着時に3馬身差をつけられたハッピーエンジェルはのちにダリア賞を勝っていますが、このときハッピーには減量騎手が騎乗して3㌔差があったので、この馬、意外に強いのかもしれません。今回鞍上が好調の今村さんなのも不気味です。まとめると、
◎スターアニス 〇マイケルバローズ ▲セイウンアインス……
で、これは波乱の余地が大きい感じです。何とか当てたいところですが、どうなるでしょうか。
ということで本日もお読みいただきありがとうございました。朝方コオロギの鳴き声がして、おっ、秋が近づいてきたのかなと思いましたが、日が昇ってきて、やっぱまだ夏だわ、とがっくりです。今日も無事な一日でありますように。