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今日は土曜札幌のエルムSを検討してみます。土曜に重賞競走が組まれるのは久しぶりです。調べると、6月14日の函館SS以来、グランプリ宝塚記念の週までさかのぼらないといけません。日曜も含めて3重賞ゲットとなるよう、過去のデータなどを振り返りながら、主力馬の目星をつけてみます。
エルムステークス【2025年8月9日札幌11R】出馬表、予想 | 競馬ラボ
エルムステークスの過去10年データ、好走馬一覧(2025年8月9日札幌11R) | 競馬ラボ
1)持ち時計プラス
ダート1700は地方場所特有の距離で、1800など主流の他距離との比較が難しいですが、メンバー中一番時計は7月大沼Sを勝ったペリエールの1分43秒3(上り36.9)です。ただし、稍重馬場の記録なので、これならば良馬場だったマリーンSの上位組、テーオードレフォン、ジャスティンアース、ハビレも十分太刀打ちできそうです。1800の上位では、3月マーチSの上位、ブライアンセンスやマテンロウスカイ、ロードクロンヌなどがいますが、これも稍重でしたので、良なら順番が入れ替わるかもしれません。その他、去年1・2着のペイシャエスとドゥラエレーデ、おととし2着のワールドタキオンなどに、1年4か月ぶりのヴァルツァーシャル、去年は地方転戦のウィリアムバローズなどもいて、かなりの混戦模様です。初ダートのトロヴァトーレやジョーメッドヴィンはどこまでやれるでしょうか。
2)性齢
〇4歳 5頭 〇5歳 14頭 〇6歳 8頭
〇7歳 1頭 〇8歳 1頭 〇9歳 1頭
〇牝馬 1頭 〇騙馬 3頭
3)前走(ステップ)
〇マリーンS 14頭
〇平安S 4頭
〇大沼S 2頭
〇マーキュリC 2頭
〇プロキオンS 2頭(※現在は時期・条件変更)
4)血統
札幌は今週雨続きで良馬場は見込めなさそうなので、ミスプロ系かノーザンダンサー系(ND)が合う感じですが、対象馬が多いので、もう少し絞らないといけません。一応NDの方だけ、6頭の名前を挙げておきます。
※サンデー系= 、ノーザンダンサー系= 、ミスプロ系= 、
ナスルーラ系= 、ロベルト系=
・ショウナンライシン :父エスケンデレヤ(Storm Bird系)/母父フジキセキ
・ジョーメッドヴィン :父ドレフォン(Storm Bird系)/母父キングヘイロー(Lyphard系)
・テーオードレフォン :父ドレフォン(Storm Bird系)/母父ブライアンズタイム
・ハビレ :父ヘニーヒューズ(Storm Bird系)/母父ブラックタイド
・ペリエール :父ヘニーヒューズ(Storm Bird系)/母父フジキセキ
・ワールドタキオン :父アジアエクスプレス(ヘニーヒューズ)/母父フサイチコンコルド(Nijinsky系)
5)JRAホームページのデータ分析
JRAのホームページのデータ分析のポイントは以下のとおりです。
① 伏兵にチャンスあり
:過去10年で①人気1勝、⑥~⑨人気3勝
② 前走マリーンSの3着以内馬に注目
:重賞では平安SとアンタレスS組
③ ダート1700で勝ち鞍あり or ダート1700のopで3着以内
浮上するのは、テーオードレフォンとロードクロンヌに、あとはスレイマンがどうか、といったところです。
6)宮田式バイオリズム◎
・トロヴァトーレ 6・2・0・3
・ドゥラエレーデ 2・3・4・10
・ハビレ 4・4・3・6
・ロードクロンヌ 4・1・2・4
・ワールドタキオン 4・1・0・4
7)結 論
中心はロードクロンヌかドゥラエレーデと見ています。実績ではGⅠ馬の後者ですが、4歳の上昇力を買って、ここでは前者を中心視します。相手は、ドゥラの他では、前走マリーンS組からテーオードレフォンとハビレ、去年の勝ち馬ペイシャエス、大沼Sを勝ったペリエール、前走マーチS組のブライアンセンスとマテンロウスカイあたりでしょうか。久々のヴァルツァーシャルと初芝のトロヴァトーレも一応押さえておきましょう。特にトロヴァは母系からはダート向きですので、ここは勝てないまでも、3着ならあるかもしれません。鞍上もルメールさんですし。大穴は屈腱炎明け、二桁着順が続くワールドタキオンの復活劇でしょうか。まとめると、
◎ロードクロンヌ 〇ドゥラエレーデ ▲トロヴァトーレ……
で、これは実力が拮抗していて、やるたびに着順がかわりそうな混戦です。
明日は金曜なので追い切り評価を集めてみます。3重賞というのは久しぶりなので、忙しくなりそうです。
ということで本日もお読みいただきありがとうございました。今日も暑いですが、どうか無事にお過ごしください。