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斤量が発表されたので、今日は3歳戦のラジオNIKKEI賞を検討してみます。夏の福島競馬の開幕週。梅雨前線も南下してきて、何となく不穏な感じです。近5年、①人気で馬券に絡んだのは2023年のレーベンスティールだけですので、これは始まる前から波乱含みです。持ち時計や過去のデータなどから狙い馬を探してみます。
ラジオNIKKEI賞【2025年6月29日福島11R】出馬表、予想 | 競馬ラボ
ラジオNIKKEI賞の過去10年データ、好走馬一覧(2025年6月29日福島11R) | 競馬ラボ
1)持ち時計プラス
距離芝1800では白百合S組の時計が速く、1分45秒3で走った2着のセンツブラッドと3着のバズアップビートの2頭がまず目を引きます。上がり脚を考えると、今回斤量が1㌔軽い、後者のバズアップの方が上かも知れません。あとはトレサフィールに、共同通信杯6着のショウナンマクベスもいますが、勝ったマスカレードボールから1.5秒も離されましたので、斤量が軽くなってどうかというところでしょう。他距離からは、2000では皐月賞16着のフクノブルーレイクが一番手ですが、トップハンデの57㌔を背負うため不利は否めません。これなら山藤賞を勝ったビーオンザカバーの方が目があるかもしれません。1600では一番時計のモティスフォントよりも52㌔のチョングクの方がおもしろそうです。
2)斤量(ハンデ)
・57㌔ 0頭
・56.5㌔ 1頭
・56㌔ 5頭
・55㌔ 5頭
・54㌔ 9頭
・53㌔ 9頭
・52㌔ 1頭
3)前走(ステップ)
〇1勝クラス 7頭
〇プリンシパルS 5頭
〇白百合S 4頭
〇皐月賞 2頭
〇山藤賞 2頭
〇早苗賞 2頭
4)血統
時季的に天候次第の面があるのはいかんともしがたいですが、今のところ土日は晴予報なので、良馬場でできそうです。となると、サンデー系ですが、意外にノーザンダンサー系がぽつぽつと頑張っていて、対象頭数も少ないので、こちらから狙う方が妙味がある感じです。
※サンデー系= 、ノーザンダンサー系= 、ミスプロ系= 、
ナスルーラ系= 、ロベルト系=
・スナークピカソ :父アジアエクスプレス(Storm Bird系)/母父ディープインパクト
・ビーオンザカバー :父ハービンジャー(Danzig系)/母父キングカメハメハ
・センツブラッド :父ルーラーシップ/母父ハービンジャー(Danzig系)
・トレサフィール :父サトノダイヤモンド/母父Rip Van Winkle(Sadler's Wells系)
5)JRAホームページのデータ分析
JRAのホームページのデータ分析のポイントは以下のとおりです。
(データ分析:ラジオNIKKEI賞 今週の注目レース JRA)
① 順当決着少ない:①~⑨人気の複勝率に差なし
② ハンデ53㌔は軽視禁物
:優勝馬はほぼ54㌔以上だが、53㌔の複勝率25%
③ 前走op特別組に注目
:特にプリンシパルSと白百合S
④ 勝ち馬は前走の末脚上位から
53㌔組からはスナークピカソ、末脚上位の1着候補ではバズアップビートが適合的です。
6)宮田式バイオリズム◎
・バズアップビート 1・2・1・3
・フクノブルーレイク 1・2・2・2
・モティスフォント 1・1・1・0
・レーヴブリリアント 2・0・0・3
7)結 論
白百合S組が上位と見て、ハンデが手頃なバズアップビートを中心視します。相手はスナークピカソで、53㌔なら逆転も見込めます。あとは、前走プリンシパルS②人気10着からの巻き返しを期待してのインパクトシーに、白百合S2着のセンツブラッド、未勝利・1勝クラス連勝のトレサフィール、穴っぽいところで、前走重賞組からチョングクとレーヴブリリアントあたりと、皐月賞出走に敬意を表するならばフクノブルーレイクが57㌔でも格好をつけるかもしれません。あとはビーオンザカバーくらいまでで、ショウナンマクベスはどうでしょうか。まとめると、
◎バズアップビート 〇スナークピカソ ▲トレサフィール……
で、これは例年どおりの大混戦となりそうです。
ということで本日もお読みいただきありがとうございました。関東は梅雨が戻ってくる上に、台風の北上で、週半ばの雨が心配になってきました。今日も一日無事でありますように。