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今日は日曜阪神のしらさぎSを検討してみます。これも新設重賞ですが、去年までの米子Sが同距離なので参考になります。二冠牝馬チェルヴィニアの走りが焦点です。
しらさぎステークス【2025年6月22日阪神11R】出馬表、予想 | 競馬ラボ
米子ステークスの過去10年データ、好走馬一覧(2024年6月15日京都11R) | 競馬ラボ
1)持ち時計プラス
芝のマイルで最近最も速い時計を出しているのは、3月の六甲S1着のダディーズビビッドと、マイラーズC4着のニホンピロキーフの1分32秒2ですが、ニホンピロは六甲Sでダディーズに0.4秒差の7着でしたので、ダディーズの方を上と見ます。2頭に次ぐのが、シヴァースの1分32秒3で、以下、キープカルム、マテンロウオリオン、タシット、ダイシンヤマトなどが続きます。他距離からだと、大阪城S勝ちのデビットバローズでしょう。これらを、実績上位で斤量が重いチェルヴィニアとレーベンスティールが迎えうつという構図だと思います。
2)血統
競馬ラボの血統分析では、阪神のopクラス芝1600で強いかどうかまでがわかりませんが、全体としてミスプロ系の父ロードカナロア(キングカメハメハ)と、サンデー系の父キズナ(ディープインパクト)あたりを評価しているようです。米子Sの過去データからは、ディープ系の方が強い印象です。一応、ロードカナロア産駒とキズナ産駒の該当馬を並べておきます。
阪神芝1600mの血統分析【2025年6月22日阪神11R】 | 競馬ラボ
米子ステークスの過去10年データ、好走馬一覧(2024年6月15日京都11R) | 競馬ラボ
※サンデー系= 、ノーザンダンサー系= 、ミスプロ系= 、
ナスルーラ系= 、ロベルト系=
・キープカルム :父ロードカナロア/母父サクラバクシンオー(Prncely Gift系)
・ダディーズビビッド :父キズナ/母父フレンチデピュティ(Vice Regent系)
・ダンツエラン :父ロードカナロア/母父Into Mischief(Storm Bird系)
・デビットバローズ :父ロードカナロア/母父サンデーサイレンス
・ボルザコフスキー :父キズナ/母父Orpen(Dnzig系)
3)JRAホームページのデータ分析
米子Sのデータをもとにしたもののようですが、JRAのホームページのデータ分析は以下のとおりです。
(データ分析:しらさぎステークス 今週の注目レース JRA)
① 人気薄も侮れず:⑥~⑩人気馬の複勝率20.4%
② 5歳馬が好成績:複勝率36.1%
③ 前走の4角通過順に注目
:複勝率は7⃣番手以内29.9%、8⃣番手以下15.9%
④ 前走距離1600以上の方が優勢
浮上するのは、ダイシンヤマト、ニホンピロキーフ、レーベンスティールの3頭です。
4)宮田式バイオリズム◎〇
・シヴァース 4・0・3・2
・ダイシンヤマト 4・4・4・5
・ダンツエラン 2・0・1・4
・チェルヴィニア 4・1・0・4
5)結 論
格上のチェルヴィニアとレーベンスティールがマイルでも強い走りを見せるかどうかがポイントです。私的に言えば、2頭ともマイルでは少し忙しい感じは拭えません。斤量も重いことですし、ここは他馬から入る方が妙味がありそうです。狙ってみたいのはデビットバローズです。前走のエプソムCは9着と崩れましたが、馬体を減らしていましたし、東京コースはあまり得意ではない感じです。阪神に戻って距離も短いですし、今度はいいところがあると思います。大阪城Sの走りを再現してほしいところです。相手は、マイル適性を考えると、まずはキープカルム、続いてニホンピロキーフ、シヴァース、タシットにダイシンヤマトあたりまででしょうか。チェルヴィニアとレーベンスティールは押さえの△にとどめます。大穴としては、51㌔のダンツエランも一応警戒はしておこうと思います。前走の葵S6着に少し上向きの兆しが見えました。あとは横山典さんがずっと相手をしているマテンロウオリオンの3着があるかどうか。ダディーズビビッドもまだ見限れませんが。まとめると、
◎デビットバローズ 〇キープカルム ▲ニホンピロキーフ……
で、ファンとしては格上2頭の復活劇を期待しつつも、馬券は両馬が圏外に消えて好配当になることを望んでいます。そんなにうまくいくかどうか。
ということで本日もお読みいただきありがとうございました。今日も暑くなりそうですが、一日無事でありますように。