競馬のイラスト | フリー、無料で使えるイラストカット.com (illustcut.com

 

 おとといのNHKマイルCで14着に敗れた①人気のアドマイヤズームについて、実はレース途中で落鉄していたという記事があって、「はぁ、なるほど」と思いました。でも、やっぱりそれだけではない気がします。

アドマイヤズーム落鉄「NHKマイルC惨敗」の川田将雅「ああ、止まる」「んー!」最後の直線で苦悶の声 | アサ芸プラス

 

 今日は土曜新潟の新潟大賞典を検討してみます。春の新潟の名物レースですが、例年よりも2週遅れの施行で、雨も降りそうですし、波乱のムードが漂います。

新潟大賞典【2025年5月17日新潟11R】出馬表、予想 | 競馬ラボ

新潟大賞典の過去10年データ、好走馬一覧(2025年5月17日新潟11R) | 競馬ラボ

 

1)持ち時計プラス

 一番時計はシリウスコルトが昨夏の小倉記念で出した1分57秒3ですが、平地の小倉で着順も9着ですから、それほど評価はできません。実質上はボーンディスウェイが昨秋オクトーバーSで出した1分57秒4(上がり34.7)が最も速いと思います。同2着のギャラクシーナイトは0.3差です。続いてショウナンアデイブが1分57秒8(同35.2)。1分58秒台では、サブマリーナフライライクバードカネフラあたりが続きます。距離1800では、ケイアイセナオールナットレガーロデルシエロエピファニーサイルーンあたりが上位です。あとは斤量差との兼ね合いでしょうか。

 

2)斤量(ハンデ)

 過去10年の3着以内馬の頭数を集計します(以下同じ)。

・59㌔     2頭

・58.5㌔   0頭

・58㌔     1頭

・57.5㌔   3頭

57㌔     6頭

・56.5㌔   2頭

・56㌔     4頭

55㌔     7頭

・54㌔     5頭

 

 ここ3年はトップハンデ馬が馬券に絡んでいますが、ハンデ戦らしく、概して軽量馬が優勢です。注意したいのは、57㌔を背負わされる次位ハンデ馬です。重賞戦で好戦してきた実力馬が斤量面で少しアドバンテージをもらって、上位に食い込むというパターンがあると考えられます。そういう意味では、サイルーンやシリウスコルトら57㌔組から、直線の長い新潟適性のある馬に狙いが立つと思います。

 

3)性齢

 〇4歳……7頭   〇5歳……7頭   〇6歳……9頭

 〇7歳……6頭   〇8歳……1頭

 ※牝馬・騸馬なし

 

 6歳以上の年長馬が半数以上を占める特徴的なレースです。

 

4)前走(ステップ)と間隔 

 金鯱賞      4頭

 〇福島民報杯    4頭

 〇日経新春杯    3頭

 〇アメジストS   3頭

 〇中山記念     2頭

 〇美浦S      2頭

  

 今までよりも時期が2週遅くなってどうか、というところはありますが、ローテーション(間隔)的には中2ヶ月程度(中7~10週)が多く、全体として間隔がつまっているよりも、間をあけている馬の方が好走する傾向です。

 

5)血統

 雨が降るとわかりませんが、総じて父ディープインパクトに母父ノーザンダンサー系が好配合で、一角崩しで父キンカメ系といったところでしょうか。今回は雨が降りそうなので、2023年と2017年を参考に、ややパワー型にシフトさせて、ロベルト系の馬を挙げておきます。

 ※サンデー系=  、ノーザンダンサー系=  、ミスプロ系=  、 

 ナスルーラ系=  、ロベルト系=  

 

ギャラクシーナイト :父ドゥラメンテ/母父シンボリクリスエス(Kris S.)

フライライクバード :父スクリーンヒーロー(グラスワンダー)/母父シンボリクリスエス(Kris S.)

エピファニー    :父エピファネイア(シンボリクリスエス)/母父ディープインパクト

 

6)JRAホームページのデータ分析

 JRAのホームページのデータ分析で強調されている点は以下のとおりです。

データ分析:新潟大賞典 今週の注目レース JRA

 

 ① 3着以内馬の半数が単勝⑥人気以下

 ② ベテラン勢(6・7歳)が活躍:複勝率20.8% 

 ③ 前走GⅠ・GⅡ・3勝クラスの馬が好走 

 

 浮上するのはパラレルヴィジョンホウオウノーサイドボーンディスウェイの3頭です。

 

7)宮田式バイオリズム

 ・ウエストナウ     2・1・0・4

 ・サイルーン      5・5・1・6

 ・フライライクバード  5・4・4・14

 ・マイネルケレリウス  4・1・1・13

 

8結 論  

 実力が拮抗したハンデ戦でかなり難解な一戦です。エピファニーが一頭だけ58.5㌔、続いてパラレルヴィジョンが58㌔の斤量を負わされましたが、その次のハンデ57㌔から中軸を見つけるとすれば、ボーンディスウェイが最も適合的でしょうか。持ち時計は上位ですし、JRAの分析にも符合します。ただ、あまり雨馬場が得意そうではないので、当日の天気次第です。となると、サイルーンの方がいいかもしれません。距離経験がないのがネックですが、前走の抜けだしてからの脚色を見ると、新潟2000でも何とか通用しそうな感じです。強敵はショウナンアデイブディマイザキッドサブマリーナ、以下、シリウスコルトウエストナウオールナットケイアイセナあたりも馬券に絡んできそうです。レガーロデルシエロも勢いはありますが、どうでしょう。穴っぽいのは8歳のフライライクバードでしょうか。まとめると、

 

 ◎サイルーン 〇ディマイザキッド ▲フライライクバード……

で、かなり好配当が期待できるレースと思います。

 

 ということで、本日もお読みいただきありがとうございました。今週は暑くなりそうなので、外仕事は休憩しながらいきましょう。無事な一日を祈ります。

 

にほんブログ村 競馬ブログ 競馬日記へにほんブログ村 

にほんブログ村 競馬ブログへにほんブログ村