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昨日のNHKマイルCは、予想と違って、前めに付けた①人気のアドマイヤズームが早々に失速し、後方勢の差し競馬になりました。川田くん、去年のジャンタルマンタルと同じイメージで乗っていたようですが、道中ちょっと強気に行き過ぎましたかねぇ。上位3頭で気がついたのは血統です。勝ったパンジャタワー、3着のチェルビアットはともに父ミスプロ系、2着のマジックサンズも母父キンカメでミスプロ系と、何げに週の初めの血統分析どおり、ミスプロ系が強かったということでしょう。せっかく久々の高配当馬券となったのに、主軸が14着ではお手上げでした。
一喜一憂はつきものですので、気分をかえて、次のレースを検討してみます。今度は牝馬GⅠのヴィクトリアマイルです。去年は伏兵のテンハッピーローズが制して、三連単は90万超でした。今年は全体的に4歳勢が優勢に見えますが、どうなるでしょうか。その前に、反省材料で、一応昨日の結果も載せておきます。
*〇数字は単勝人気順、□数字は枠人気順= はウラ人気、◎〇▲△の左は当日の朝(あるいはライヴ)予想、右は週中の予想、数字は追い切り評価の平均値: は最上位
東京11R NHKマイルC 3歳GⅠ
1着 パンジャタワー ⑨3⃣ ー ー 4.6
2着 マジックサンズ ③4⃣ 〇 ◎ 3.8
3着 チェルビアット ⑫8⃣ ー ー 2.4
*朝予想◎アドマイヤズーム14着
では、ヴィクトリアMの検討です。
ヴィクトリアマイル【2025年5月18日東京11R】出馬表、予想 | 競馬ラボ
ヴィクトリアマイルの過去10年データ、好走馬一覧(2025年5月18日東京11R) | 競馬ラボ
1)持ち時計プラス
アスコリピチェーノが昨秋京成杯AHで出した1分30秒08(上がり32.7)が最速です。9月の中山は時計が速くなるといっても、50m短いのではないかと疑いたくなる破格の時計です。同馬は2歳時から1分32秒台を出している強者で、時計的にここでは一番手です。続くのが、4月の阪神牝馬Sを1分32秒台で走った1着サフィラと2着のアルジーヌで、上がり時計を比べると、後者の方がいい脚をつかっています。マイルでは、あとは東京新聞杯2着のボンドガールと去年の桜花賞組からステレンボッシュ、スウィープフィート、ワイドラトゥールに、去年のこのレース4着のドゥアイズも加えておきます。他距離では、1800で1分45秒台の時計があるアドマイヤマツリにも注意が必要です。週末はまた雨模様という予報があるので、重馬場になったら、クイーンズウォークが食い込んできそうです。
2)前走(ステップ)と間隔
※過去10年の3着以内馬の頭数。今回から該当馬名は省くことにします。
〇阪神牝馬S 12頭
〇高松宮記念 3頭
〇大阪杯 3頭
〇福島牝馬S 2頭
〇ダービー卿CT 2頭
前走阪神牝馬Sが好ステップで、1・2着馬だけでなく5着以下の馬も意外に好成績です。サフィラとアルジーヌはもちろん、ボンドガールらにもチャンスがありそうです。あとは前走GⅠで大敗したラヴェルやステレンボッシュが巻き返してくるかどうか。
3)血統
昨日のNHKマイルCと同様、以前は父サンデー系が席捲していましたが、近年は父母にミスプロ系の血脈を持つ馬が目を引きます。父母に範囲を広げると該当する馬が多くなるので、父系だけに絞れば以下の4頭です。ただ、雨で馬場が重くなったら、ノーザンダンサー系の出番かもしれません。
※サンデー系= 、ノーザンダンサー系= 、ミスプロ系= 、
ナスルーラ系= 、ロベルト系=
・アルジーヌ :父ロードカナロア/母父ディープインパクト
・シングザットソング :父ドゥラメンテ/母父My Golden Song(Unbridled's Song)
・ドゥアイズ :父ルーラーシップ/母父ディープインパクト
・ミアネーロ :父ドゥラメンテ/母父Pulpit(A.P.Indy)
4)JRAホームページのデータ分析
JRAのホームページのデータ分析で強調されている点は以下のとおりです。
(データ分析:ヴィクトリアマイル 今週の注目レース JRA)
① 下位人気馬にもチャンスあり:過去10年で⑥人気以下の馬が4勝
② 前走1着馬が苦戦:複勝率10.8% むしろ同6着以下が6勝
③ 2・3枠の勝率高く、注意
6~8枠は好走率がいまひとつ ←NHKマイルとの違い
④ 阪神牝馬S組 vs GⅠ組の構図
②と④から浮上するのは10頭います。数が多いので割愛しますが、今までに名前が出てこなかったところで、ビヨンドザヴァレーの名前だけ挙げておきます。
5)宮田式バイオリズム◎
・アリスヴェリテ 4・7・4・8
・クイーンズウォーク 4・1・0・4
・サフィラ 3・1・3・4
・シンリョクカ 2・1・1・10
・ボンドガール 1・5・1・2
6)結 論
データ的に阪神牝馬S組から主軸探しをするならば、アルジーヌかボンドガールですが、雨で馬場が悪くなると若干不安があります。その時は微修正をするとして、世間的には、東京コースが初のアルジーヌよりも、1・2・0・1のボンドガールの方に分がある感じですが、ここは勢いを買って、アルジーヌを上位にとることにします。相手は人気どころではアスコリピチェーノに、桜花賞馬のステレンボッシュ、東京コース3・2・0・0のアドマイヤマツリ、一角崩しならビヨンドザヴァレーとドゥアイズ、あとは川田くんのクイーンズウォークとサフィラに、ラヴェルとシランケドが割り込めるかどうか。まとめてみると、
◎アルジーヌ 〇ボンドガール ▲アドマイヤマツリ……
で、アルジーヌはレーン騎手の騎乗で人気になってしまいそうですが、ヒモ荒れに期待しようと思います。
本日もお読みいただきありがとうございました。雨と新緑が旬な組み合わせですが、あまり降りすぎませんように。今日も一日無事に終わるよう祈ります。