毎年話題になる、ノーベル賞とイグノーベル賞。

娘がイグノーベル賞について初めてニュースで耳にしたとき(自宅では、ラジオを垂れ流しにしているので、娘がニュースに接するのは耳からということが圧倒的に多いのです)、世界には子どもが喜びそうなおもしろい賞があるもんなんだと思っていたようです。

そんな娘が、図書館に青少年コーナーでみつけて借りてきた『やってみた!研究イグノーベル賞』。

本の表紙にあった、サイが吊られているイラストと、四角いうんちのウォンバットが気になって、本を選んだようです。

「人々を笑わせ、そして考えさせる業績」に対して贈られるイグノーベル賞について、興味深い研究内容を子供にもわかりやすく書いている雑学本です。

高学年以降が読むような青少年コーナーには置いてありましたが、興味さえあれば1年生でも充分に楽しんで読めます。

 


吊られているサイのイラストは、「クロサイを運ぶには、どの姿勢がいちばん良い?」という疑問に関する研究で解説されていました。

もちろん、ウォンバットのうんこが四角い理由も、真面目に研究されています。

ニシンはおならで会話をするとか、クジラの健康を調べるためにクジラの鼻水を集めるとか、うんこからナイフを作ったというイヌイットの逸話を再現した研究とか、ペンギンがうんこを勢いよく飛ばすのに必要なことは何かとか、下ネタ系の研究を面白がっていた娘でした。

 

読みながら、笑い転げて言っていたのは、

「大人なのにうんことかおならとか真面目に研究してるー!!!」の一言でしたニヤニヤ