ちょっと前に、ピーター・バラカン(Peter Barakan)さんのラジオ番組で紹介されていた絵本です。

お兄ちゃんが小さな頃に読んだことはあったし、なんなら小学校の読み聞かせボランティアでも読んだことがあったのですが(子供たち、大爆笑です)、ラジオで聞いて思い出しました。

一緒に聞いていた年長さんの娘も読みたいということで、図書館で取り寄せてもらいました。

 

 

あるところに、3びきのかわいいオオカミがおかあさんと一緒に暮らしていました。

ふわふわの毛皮に、ふさふさの尻尾、つぶらな瞳のかわいいオオカミです。

ある日おかあさんは、家を出て自分たちの家を作るよう3びきに言います。

「でも、わるいおおブタには気をつけるのよ。」
 

まず3びきはレンガの家を建てますが、ものすごく悪そうな顔したおおブタがやってきて、ハンマーを振りかぶって家を壊してしまいます。

次に建てたコンクリートの家は電気ドリルで、その次に鋼鉄と鉄条網で建てた家はダイナマイトで爆破してしまいます。
命からがら逃げ出した3びきのオオカミが次に建てたのは、いい匂いのする綺麗な花の家でした。
 

過ぎたるは猶及ばざるが如し、優しさには優しさが返ってくる…

という教育的読み方をしてしまいそうですが、ただただ単純に過剰に破壊してくるおおブタの様子に大笑いしてもいいような気もしましたニヤニヤ