6歳、年長さんの娘も気に入った、お休み中のサンタクロースのお話。

季節的には春に読んでもいいと思いますが、せっかくなのでクリスマス前に借りました。

 

 

春休みをとったサンタさんは、正体を隠して、お忍びで町に遊びに行きます。

ソリは使わず飛行機で移動し、変装までしてワクワクして過ごしていましたが、町にいた子どもたちに

「このおじさん、サンタから、おひげと赤い鼻もぬすんじゃった。」

偽サンタ疑惑をかけられてしまいます。
お忍びで、みんなにバレないようにでかけたはずなのに、ニセモノ呼ばわりされるなんて。サンタさんは、子ども達に反論することに。
でも、ちょっとした騒ぎになって、警察に捕まってしまいます。
 

さて、サンタさんは、どうやって自分が真のサンタクロースであるということを証明したでしょうか?

 

 

作者のロジャー・デュボアザンさんは、『ごきげんなライオン』や『がちょうのペニーチュア』なんかの、とっても愉快でほんわかした絵本を描いておられる作家さんです。

 

 

 

 

 

 

『サンタクロースのはるやすみ』も、その流れを継いでいる幼年童話でした。

対象年齢は低学年ですが、未就学児でも楽しめる、ちょっとだけドキドキワクワク、基本路線はほんわかしたお話です。