今年のノーベル医学生理学賞❗️
大村智 北里大特別栄誉教授が受賞されました!おめでとうございます❗️
土壌中の放線菌が出す物質から発見した抗生物質から寄生虫感染症に効果のある薬剤を開発したことで、毎年数億人を苦しめる感染症と戦う新たな手段を人類に与え、計り知れない恩恵をもたらしたというのが受賞理由だということです。
その抗生物質、エバーメクチンから開発された薬剤は「イベルメクチン」❗️
犬のフィラリア症予防に飲ませる予防薬として20年ほど前に世界で一番最初に販売された薬でもあります。
何億人もの人々を救ったのはもちろんですが、獣医療の分野でもフィラリアのみならず、様々な寄生虫に対する治療に威力を発揮しています。
犬のフィラリア症の予防法が浸透し始めたのはこの薬が出た20年前くらいからで、今では以前死因の上位だったフィラリア症に罹患している犬をみること自体が珍しくなりました。
こうしてみるととても身近な話題のような気がしてなんだか嬉しくなってしまいました
こうした基礎研究の賜物に恩恵をうけ獣医療も成り立っているということに、改めて感謝の気持ちでいっぱいです