こんばんは
いつもお読みくださり
ありがとうございます

秀山祭九月大歌舞伎
夜の部
妹背山婦女庭訓
太宰館花渡し
吉野川


ざっくり。

国立劇場さよなら公演からすぐ歌舞伎座で
松緑さんが大判事清澄を😌✨
松緑さんの眉の描き方は漫画の劇画のような雰囲気でしたが漫画キャラクター的な眉ではない柔らかみがある骨格に合った眉になっていた気がしました

吉之丞さんは蘇我入鹿も活き活きと弾けてみえました。秀山祭で堂々とそこにあってくれること嬉しいです。
芝のぶさんは、吉野川というのは自主公演や勉強会でやるような演目ではないかもですが、定高、児太郎さんと挑戦出来るようにしていてほしいです
成駒屋祭しよう
芝翫一門と福助一門と大合同の「勉強会」
梅彌&梅も参加できるような大きなお祭り


左近さんの雛鳥は首の傾げようがお顔の小ちゃい様子もよく活にて可憐で可愛かったです
染五郎さんは真面目と覚悟が良く伝わります
二人のいちゃラブから見たかったかな

腰元ズ
滑稽味を醸してくれるお役も綺麗系化粧でしたがよくよく明るくユーモラスにつとめていてご見物から拍手が起きていました


玉三郎さんの定高は
花渡しの場面では
そこに玉三郎=定高が座っているだけで
護られているような心になる姿でした

つよく心惹かれて
傍に行って香りや体温を感じてみたいような
母を「求める」気持ちが湧いてきたのです

その「母性の感じ」にまた彼の政岡が観たい恋しいと思ったり見逃した【隅田川】への憧れも湧いてきました

吉野川の場面では
玉三郎さんの定高に母性のつよさはもちろん
仕草に瑞々しい愛らしさを見て
彼に真に相応しい表現か悩みますが
「かわいい」と感じました
左近=雛鳥とこの玉三郎=定高の母娘の間の情愛、日々の関係性に、知識と意識が必要な格調高さみたいなものよりも、もう少し私達の世界にくだけた身近な感覚があるように思いました

この「情愛」を「私」は「知っている」と思える「感じ」

首を差し出したりしなくてはいけない私の生活にはない理不尽な駆け引きをしなくてはいけない母娘だけれど

この「知っている」「感じ(心)」「だから」こその「刃(選択、決断)」と、私は物語の勉強不足な人間なのに、胸にしみてきて


私はマゾなのかな
この人の刃になら
こそ
かかりたいと思えました

玉三郎さんが舞台に生きる「母」になら
私殺されてもいいな


と思わず
かつえた気分になったね
求めて、しまったね

一緒に今劇場のなか生きて
こんな快楽を
感じてしまうとは

求めて、しまうな
こわいほど

素敵

でした★



玉三郎さんの素敵に
思わず
へんたいぶりをあらわにしてしまった・・・


では、また!