自主公演に関連するうちの動き方を観ていると、芝翫の扱い方が、表側(世間に向けて)は各人SNSでも登場させていてくれたりはするようだが、肝心の後援会員に向けては動きが少なくて、1回目からしてだいぶん私は落胆しているのが正直なところだ。


自主公演に限らずだが
我々の責任者でもある女将も含めて各人が自分自身のファンに向けては懸命にしているが
芝翫が芝翫自身の贔屓・ファンに対して橋渡しされていいところのサポートが少なくなっていてスコンと抜け落ちてしまっていることもあるように見えることが多い

プラス、彼は基本的に争うのが苦手、意見を呑み込みがち(もちろん彼なりの意見意思の通し方や我儘や頑固な面も当然あるだろうが)となると・・・。

さてこれがこの頃にはじまったことではなくずっと昔からこの比重のようであったならと思うと彼のファンとしてはゾッとする気持ちである。不安が、ある
(さしてそもそもチームはママの事務方であり組織であろうから)

自主公演に彼の出演はない
控えめにするとのコメントも見た
けれども
少なくとも会員に対しては一門総出の晴れ舞台に対して彼から会員への言葉を発布するべきではあったのではないかと思う。2回目の今回も無かった。責任者は、つまり女将なり番頭さんなりは芝翫の思いややりたいことを汲んで彼名義の挨拶文を拵えてあげたりはしないものなのだろうか。それがひとつあるだけで出演や表立っての活動は無くても自主公演の成功を彼が願っていることも是非見てほしいというチームそのものの思いもチームが後援会員のことも大切にしていることも伝わるし芝翫の顔も立ち彼の姿も改めて会員に示していけるしで両得だと思うのだけど・・・。

子どもたちと芝翫の後援会をまた改めて(襲名時【若駒会】を立ち上げていたと聞く)分けていくためのプレ活動だとしても
有料で会を支えている会員に対して(その人たちは多く子どもたちのことも見守ってきた人たちでもあろうし)
そして
この後援会が生まれる発端である芝翫に対しても
あまりにも細やかさを欠く状況ではなかろうか。
彼だけが、己自身の応援者やサポーター、ファンと遮断されがちでは、ないだろうか?

彼女の一生懸命はやはりずっと彼女のファンのためのものであって我々のためのものではない、というような寂しさはわかってもらいにくいだろうな
そしてその寂しさはもしかしたら芝翫も抱いてきた寂しさかもしれない
完璧でもなく意識的でもないかもしれないがそれでも彼もまた他の役者たちには無い負荷を背負って彼女のキャリアを支えてきたのだと思うのだが・・・私は彼に偏ると決めたから甘い見方かもしれないが、ね。
(愛之助さんとこみたく各人のみで自分自身のファンに対して活動出来る体制ならばよいが、そうではなさそうなのも要因だと思っている)

女将の現在の心は私にはわからないが
六十手前新たな彼の一歩一歩支えていく気持ちがあるのなら
己のファンに対してのみならず(インスタグラムは誰でも閲覧可能なものとはいえ基本は彼女単独のファンをメインとした個人の場所と思うし)
芝翫の活動を応援するという後援会の基本に立ち返って彼と彼のサポーター達を細やかに橋渡ししていけるよう
ブログなど彼が日々こまめに更新していくことが難しいというのならば
要所要所ではきっちりと芝翫名義の挨拶文を会員に発布し、公演案内の時候挨拶とともにでもいいからそっと芝翫の様子や我々への言葉を添えるなど、彼を応援していく私達の気持ちを鼓舞し盛り上げてくれたらいいと思うのだが。
それで随分と違うと思うのだ。

各人の場所に芝翫が登場することはもちろん嬉しい。そこがおそらく一番宣伝効果もあるのだろう。
でもそれで彼女が芝翫のファンやサポーターへの責任も果たしたとは言えないだろう。
彼女は女将であることをタレントとしての彼女の特徴・商品にしている以上、歌舞伎のため芝翫のファンのためと標榜しようともそれは、ともすれば自分の表現者としての宣伝行為、そして自分自身のファンへの仕事のアピールに留まるリスクを、芝翫ファンに背負わせているように見えてしまって・・・辛い。
そのように自身のファンに向けてに留まらず
地味でも目に見えて数字がわかるものでもなくてもそして彼女自身が表立てなくても彼が彼のファンに向けて言葉や心をしっかりと橋渡ししていくことは彼の表現者としての孤独を支える重要なことではないのか。

彼女のインスタグラムの有効性を否定はしないが、彼女が彼女のファンに向けて頑張ってるよ!と伝える場であることが強いだろうから
私はやはり地味で目立つことではなくても彼の気持ちを組んだ彼名義の言葉や挨拶の積み重ねをまず会員やホームページでしていってほしいと思っている。

彼女はメディアの力や助けもあって自分自身のファンに限らず心を伝えてもらいやすい立場だが

彼は会員にすらそれがなかなかさせてもらえないというのはいくらなんでもバランスが良いように思えない

舞台の上で心身を尽くしそこに嘘のない彼である。そこで嘘の付けない彼である。結局、歌舞伎しか無いような人である。

舞台の上の彼の孤独は想像を絶する。
彼の芝居を好きだという人たちの心が届きやすくなってほしいし彼が舞台姿から常に感じさせてくれる私達への【ありがとう】みたいなものをもっと具体的に伝えいくサポートは絶対的にもっと必要と思う

そのアンバランスさを少しでも改善し
彼を支るにはどうしたら良いのかと

なんの力もないのに
そして頭も悪いのにずっと悩んでいたりする



彼女の立場や生まれ育ちなども思えば彼女を守るための手段が全く取られてこなかったとは思えないし
逆に、彼女を守る働きが強いために、彼は周囲からわかりにくく己のサポートやファンから離されて、孤独を深めてきた可能性も思ってしまっているのだ私は。


表現者としての彼を支えるために
後援会はやはり基本にかえってほしい
支援のメインが子どもたちの活動に移ろうとも
運営全体にも意識を持って表現者としての彼を支えていくということを明確にして具体的な行動をとっていってほしいと思う

(支えにはもちろん感謝していて短期間での工夫の在りようも驚くべき深化をしていることも感じている)


考えるのは苦手なのに
考えて一人パニックになったり(トラウマとか体調とか気圧とかホルモンバランスとなおもしろいくらい影響する)


せっかく応援するために会員になったのだもの謳歌したい




大好きだよ
あなたの芝居に助けてもらってきた私は
貴方を応援する