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国立劇場 令和6年文楽入門公演
有楽町よみうりホール
BUNRAKU 1st SESSION
曽根崎心中
天神森の段


公演期間
2024年3月23日(土)~2024年3月29日(金)
開演時間
午後4時開演(午後5時終演予定)
午後6時30分開演(午後7時30分終演予定)
※23日(土)は午後6時30分のみ


BUNRAKU 101(解説)
ナビゲーター:
いとうせいこう [23日(土)・24日(日)・26日(火)・29日(金)]
水谷彰宏 [25日(月)・27日(水)・28日(木)]

  脚本・作曲=野澤松之輔
  振付=澤村龍之介
  映像監修=桐竹勘十郎
  映像美術=男鹿和雄
  映像制作=山田晋平
  映像制作協力=でほぎゃらりー

-出演-
豊竹藤太夫
豊竹靖太夫
豊竹咲寿太夫
鶴澤清志郎
鶴澤寛太郎
鶴澤清允

吉田玉助
吉田簑紫郎
吉田玉翔
吉田玉誉
桐竹勘介
吉田玉峻
吉田玉延
吉田玉征
豊松清之助


行ってきました

暖かめの雨は本降り☂でした

一階客席に作られたのスタッフさんたちのブースに勘十郎さんらしき人が(私目が悪いから勘違いならごめんなさい)挨拶なさっていた様子

オープニングは
いとうせいこうさんのお話
(文楽との出会い)
蓑紫郎さんの登場
(人形についての解説。今回は特にお初のかしらについて。)
スライドや映像も使っての文楽の基本的な説明といとうせいこうさんによる上演場面に至る物語のあらすじ説明も

良い子ちゃん真面目モードでしたが
いとうせいこうさん参戦で真夜中の文楽入門みたいなのあっても楽しそうですね
トークもアダルト向けお子様お断りでガンガン行こうぜ!みたいな。
国立劇場主催ではむずかしいかな
ほら尾上右近さんが言ってみような十八禁歌舞伎ならぬ十八禁文楽

🌸

前の場面も観て気持ちを盛り上げてこの場面に至りたい気持ちになりました。その場合はやはり余程工夫し資金ももっともっと必要になるのだと思いますが・・・

クラウドファンディングがどのような提案だったのか私知らないままここに至ってしまって

なので細かなことわかりませんが

いっそ映画をつくってほしいです
令和版の文楽の決定的な映画作品を。


素敵なのに
短くて物足りなくて
もっと観たいと思える今回の上演でした

想像していたよりはるかにずっと背景と人形の組み合わせに違和感は無く。美しく。どちらも引き立って感じました。

目をつむり覚悟するお初ってこんなに色っぽいんだとか
徳兵衛こんなにもお初のこと大切にしてくれてるのねとか
素直にキュンとして見てました
エロスとタナトスは共にある、というか。


人魂をアニメーションで見せたりするのは好みがわかれそうですが動きかわいかったです

よみうりホールはビルな外観からは想像できない美しい空間でした。がもう少し客席空間のためのセットを追加して組み立てたい欲求に駆られました。具体的なアイデアはないけど。

視力悪い私ですが、人形遣いさんたち一人一人生き生きとして(今回はみんなお顔隠してました)誇らしさを持って挑んでいるように、見えました

義太夫・三味線の響きも気持ちよかったです。
字幕表示はないけど配布のパンフレットに上演部分の詞章掲載されていました。


🌸
カーテン・コール、徳兵衛がすっっっっっごい元気溌剌でいとうせいこうさん大好き!!!って感じで絡みまくってました。押せ押せですごいパワフル!でお初は落ち着いてて(笑)穏やかに会釈しながらはけていってました。面白かわいかった😊✨


(まだパッと見ただけでは誰がどの人ってわからなくてごめんなさい)


🌸
パンフレットと公演チラシ





展示原画の撮影は禁止されていましたがこの解説パネルは撮影可とのことでしたのでパシャリ😊
原画もゾッとするほど美しくて
圧倒されました
凄まじい
凄まじいよ
どうしてこんな凄まじいものを生み出せるの


曲線のある階段好きなので

一階客席からも二階席へ到れるのが面白かったです


売店もあったけど開場前に飲食済ませてしまったので使わなかったのがちょっと悔い(お店の人たち優しそうだった)