おはようございます

いつもお読みくださり

ありがとうございます



※ネタバレ注意⚠

(演出の違いなど私はわからないままネタバレしてたりだと思うので注意喚起しておきます)



新春浅草歌舞伎

第二部

流星

清元連中




今回は織姫彦星の出演のない中村種之助さんが一人で老若男女雷たちを演じ分ける「一人立ち」のやり方なのだそうです(私、多分「流星」観るの今回で2回目くらいだと思います。違いにピンときてない)

後見は中村蝶十郎さんです



イヤホンガイドで【流星】はそもそも【夜這星】というタイトルであったこと、衣裳も最初は長く後ろに布をたなびかせた褌スタイルであったのを今は唐風のものに改めたことなど教えてくれていました。


今の衣裳も生で見ると役者さんの動きとともにチラリズムしてなかなか露出は多めに思えますので役者さんの身体そのものを目にできる感覚は強いです。

褌を衣裳とするならさらに丸見えであったわけで凄いなと思いました。個人的にはプロレスなど鍛えられた人間の肉体そのものを目にすることがそもそもキライではないので褌スタイルも見てみたいなとは思います。

種之助さんの鍛えられた肉体丸見えなんて、ドキドキしすぎて、かえって集中できなくなっちゃうかな☺️✨


清元國惠太夫が【流星】の詞章と共に解説をホームページに掲載してくれています


https://kuniedayu.com/library/ryusei/ 


有り難いですね


流れ星が恋に生きてるのが詞章からも伝わってくるような?(読解力のなさ)


プログラムの石山俊彦さんの解説にも

「夜這星」が秋の季語になっていること【愛しい人への強い想い】から魂が流れ星になるという考え方に基づいていることなどお話でおもしろいなと思いました🌸



雷が落ちるということばは恋に落ちると言う意味もあるとか。つまり雷のお父さんは落ちた先の端唄の師匠に気持ちが持ってかれてて、そうして夫婦喧嘩になってしまったので、雷夫婦の子どもは泣いていて、隣に住む雷の老女が仲裁に入って、、、とみんなで大騒ぎしている景色を、流星が織姫と彦星の逢瀬の大切なときに、にわざわざ話に来ている設定とか。

コミカルに巧みに舞踊で老若男女を一人で演じ分ける作品でした。


流星の登場の仕方が舞台下手からサーフィンのようにやってきてだったので(笑)びっくりしました

通常はどんなだったろう


体格の良い方が視界の先にいらしてなかなか種之助さんの全身を目にするのが難しかったですが雷達のお面(それぞれなかなか強面の迫力と個性あるお面です)の切り替えもしながら種之助さんが老若男女を演じ分けていくのが楽しかったです。種之助さんの演技の幅の広さにいつもびっくりさせられているのですがそれが今回のこのお役にも活きているのではないでしょうか。雷おばあちゃんの表現も好きでした。

双眼鏡で見てて、ほんと、その・・・まあ、あの、ね、チラリズムする躍動する種之助さんの身体にキャキャ♪してばかりだったのが本音です(笑)

詞章に詳しくなくても語りもコミカルで聴いているだけで楽しくなってきちゃう響きで客席も朗らかな気分でいっぱいになっていました🌸



今回の浅草歌舞伎メンバーの全員集合のお写真を見ていても種之助さんはどこか達観した趣きがあって、でもおおらかに受け止めてくれそうな雰囲気も見えるし(←私の勝手な今の段階での彼の印象です。種之助さんを知る人達からはツッコミ入れられちゃうかしら)、これから種之助さんのどんなお芝居や演技や挑戦に出会えていけるのかとても楽しみです



今日も素敵で無敵な一日と

なりますように


〽️丸い世界へ生まれしからは

恋をするのが犢鼻褌


すごいなあ😳✨


今月は応援する方の出演時間が私なかなか通えない時間帯でさみしいです

こんな星みたいにどこへでも流れていけたらよいのになあ


と思っていたり



では、また!