おはようございます

いつもお読みくださり
ありがとうございます

5月各歌舞伎公演初日あける頃

夏も近づく八十八夜!!!
涼しい風と晴れた空と、でも歩くとちょっと汗ばむ気候…すっごくきもちいい!


4月お名残に
明治座【大杯】の感想をちょびっと

4月明治座のオンライン販売【中村梅乃】で検索しても出てこないけれど後見してる梅乃さんの横顔かな?というお写真あるのでちょっと皆様見てみてください☺️あの、ちがうよ、これ、誰々だよとか、私勘違い大魔神なので、ご教唆くださいましm(_ _)m

さてさて。

【大杯】
戦場の猛者であり酒豪であるやろうどもの再会の味わいが私にはたまらなかった演目

(梅玉さんの井伊直孝ってひこにゃんのとこの井伊直孝???)

私の個人的千穐楽は
その前に見たときの芝翫さんの【物語】後の汗のかきようとでも涼やかになんともないようにきちっと絵になっている様子が印象に強かったのですが

(このときの気温は高かった記憶)
(個人的千穐楽の日はそれより涼しめになってた記憶)


前に見たときより涼しかった外の気温ではありましたが

【物語】後はやはりカタチも表情も乱れることもなく涼しげで息も乱れず、でもどっと汗が出ようとする生理的反応があろうとする、その肉体の反応を、彼は、コントロールしようとしているのを感じるようで、おもしろかったです。そして実際にコントロールしえているようにすら私は感じていました。

(ああ、舞台の上で絵になるや役を生きるやそのために、舞台の上闘う役者の姿の、なんとうつくしいさまよ、いろっぽさよ)



このある種の信頼は

前に彼で魚屋宗五郎を観たときに

この明治座とは逆に

酔が進む宗五郎の
そののぞける肉体に赤みを増していって
脇汗も物語がすすんだある箇所で滲んでいた御姿が

計算されたもののように、見えたからで

(芝居としてはとっても自然なの!!でも彼が役を生きる自分の肉体もコントロールしきっているように感じたのです)

そんなとき

つくづく役者さんは驚異だと
つくづくこの人は
この役者さんは
芝翫さんは

おもしろいなあ

すごいなあと


思う私なのでした


あの体温が上がっていって赤みが増えていっているような身体、すごかったんだよ



だから、逆もかと


そんな感動を、ここに記録したかったのでした。


今日も素敵で無敵な一日に
なりますように


では、また!