こんばんは
いつもお読みくださり
ありがとうございます

また雪になる…?

さてさて

光文社古典新訳文庫
ピノッキオの冒険
カルロ・コッローディ
大岡玲:訳

読了しました★

読み始め


ピノッキオは
リーダーシップも取れるし
ほんとうは学ぶことが不得手でも無いし
優しさもある

けれど
誘惑に負けます
何度も何度も

自分自身のいのちはもちろん
世界でいちばん大切に思っている人をも
キケンにさらすことになるのですが…

誘惑者たちも含めて
とてもリアルな感触があって
こわさもある、ように思いました


歌舞伎で出会った
【刺青奇偶】の主人公であったり
【文七元結】の父ちゃんであったりを
思い出したりも。

頭ではわかってる
わかってるのに
やめることが出来ない

命の危険にさらされもし
心から反省しているのに
やめられない
とめられない

感じが…。

これはむしろ大人の方が実感のある危機じゃないかな…こわいです。


ピノッキオはハッピーエンディングをむかえることが出来ます。ちいちゃくて愚かなあやつり人形。でも最初の頃のやんちゃぶりはとてもユーモラスで、困ったやつだけど、好きでした。最初、状況説明が絶妙に自分に都合の良いように捻じ曲げ気味になっていた子が(聴いてるとムカつくのなんの 笑)父親と無事にやっと!再会できたときのお話ぶりはほんとうに素直になっていて、成長ぶりにおどろきました😌


丁寧な解説がついていて、
私には内容が難しいですが💦
イタリアの歴史にも触れることが出来て
うひゃーうひゃーしてます。

もっともっと本を読んでいってみたいです
お芝居も色々行きたいな

素敵無敵な一日を!


では、また😊🌸