こんばんは
いつもお読みくださり
ありがとうございます☆


女鳴神
龍王ヶ峰岩屋の場
常磐津連中
大薩摩連中

19日幕見にて

●配役●
鳴神尼じつは松永息女泊瀬の前
…孝太郎
雲野絶間之助…鴈治郎
白雲尼…猿三郎
黒雲尼…猿四郎
青雲尼…笑子
赤雲尼…りき彌
花四天…彌七、千藏、富子、松四朗、燕治郎、彌風、彌紋、郁治郎、喜楽、滝昇、三四助、土橋慶一
松永の臣 刑部大九郎…幸右衛門
松永の臣 石黒平六…仁三郎
佐久間玄蕃盛政…鴈治郎

後見…翫祐、松太朗


白雲尼、黒雲尼
尼さんたちなので
おかしみもまた雰囲気が違ってたのしい。
声をかけられ二人でころんと倒れちゃうところが息があっていてかわいらしかった。


尼なのだから当然だけど
鳴神尼の切髪
物語がすすむにつれ
艶かしいものに見えてくる。
寝室のぞいてしまっているような。
くらくらしちゃう。

昔のお姫様の気持ちになって
(彼女は雲の絶間之助を昔の許嫁と思い込んでしまうのです)
硬い雰囲気から好いた人にしか見せない姿を見せていく様子が本当に憐れな気持ちになります。ずっと一人ぽっちで一生懸命闘ってきたのだろうな、と思ったら泣けてきた…(涙)
前述しているけれど切髪と白いお着物が羽織った赤い振袖からのぞくたびにドギマギしてしまいましたあせる二人でぴったりと寄り添う場面も多くて…


憎めない雰囲気で
無理難題を背負ってここに来たのだなあと思える鴈治郎さん
彼の眉根がよっている困った表情に弱いです(笑)抱き締めたくなるというか…

でもやることは雲の絶間姫に負けず
大胆ですね!

解き放たれる龍は…大きめかな?爆笑
ちいちゃいのもかわいいですよ!



紅葉楓、常磐津、振袖、花四天…
舞台に印象的な赤が散りばめられ
見事!

物語の展開と共に
立廻りまでを含めて
赤が徐々に
燃え上がっていくかのような
画面に溢れる色彩感覚に
酔い痺れ
感動してしまった!
すばらしい!
(映画『幸せの黄色いハンカチ』みたいな感じだと思いました!見たことある人ならわかってくれると思うのだけど!)

熱い舞台でした!!!爆笑

(立廻りが華やかでストレスが発散されます)
(孝太郎さんが両脇に槍を抱える動きが妙にすきになった。かっこいい。)
(孝太郎さん、ものすごくきれいに経典?を放ります)
(押戻の朗々ぶり!びりびりお声にしびれます☆)


すごくカタルシスあり!
せっかくだから色んな女形さんたちにどんどん上演してほしいな、と思いました☆
女形の色んな魅力を楽しめる一幕だと思います!


すかっとした!


明日も早いので思い付くまま汗
訂正追記もするかと思います

それでは
素敵で無敵な夜を
お過ごしくださいませ!


では、また!


2019年3月25日追加↓
散り楓について
G-sawaさん Amebaブログより
『今月はトリオで』