11月18日・19日
東京国立近代美術館フィルムセンターにて

“フィルムセンター”にちなんでモノクロで。モノクロ写真って難しいですね。素敵なモノクロ写真はかえって色を『鮮やか』に感じるのになあ。
私は傘をささずに済みましたが、18日は小雨がふっていました。

19日は澄んだ雲の隙間から青空多めにのぞく素敵なお空で
青空を感じないねえ。難しい。

企画『ドキュメンタリー作家 羽田澄子 パート2』

映画『歌舞伎役者 片岡仁左衛門』
(ニュープリント版)
観て参りました照れ

警備員さんが劇場案内までやってくれていてびっくり最初とても驚きました。大活躍です。


一日三作づつ。
大長編です。
でも機会を逃すと次回いつ観れるかわからないので、ここはガンバりどころと全て鑑賞。


19日一回目はフィルムセンタースタッフさんの紹介で劇場に入らしていた監督がご挨拶をしてくださいました。


映画を作られた方とその作品を観るなんて初めてです。なんだかとても緊張しましたチューびっくり嬉しい体験となりましたアップ



ナレーションが入ることはなく
字幕での情報は最小限


私は知識が浅く、豊富で具体的な芸談も
猫に小判、小豚に真珠みたいになってしまっているのが自分でもはっきりわかりましたが…ガーン


ああ、もうビックリマーク



けれど
動き方、台詞の言い方、…人に指導する姿も含めて…十三代目の姿に見とれてしまいますお~きらきら



映し出される
十三代目の舞台。人。

十三代目を支える人たち
一緒に生きている人たちの、姿。

十三代目に魅了されて愛してやまない人たちの姿


『歌舞伎役者 片岡仁左衛門』


羽田澄子さんが“捕らえられてしまった”役者さん。



保先生も


“伝えたい”のだと


明確に
強い意志をもって、
役者さんのお話をしてくださいます




この映画も。






一作一作じっくり観たい作品です。
全作見終わって
じわりじわりと何かが押し寄せて来ています。


色々と
手につかなくなっています。


ブログ訪問等もなかなか出来なくなっていたりであせる


じわじわではなく
がつんと、やられてしまっている、かもあせるあせるあせるあせる


熱が…出るえ゛!ハッあう…





ものすごく断片的ですが…


嵯峨野の御自宅
とても素敵で


良い役者を育てる、ということ

普段ワキをつとめる人たちにシン、主役をつとめてもらう機会の重要性

逆も言えるのかしら?…なんて考えてみたり。そういうものでもないのかなあ。


関西から歌舞伎をなくさないため
私財をなげうっての
『仁左衛門歌舞伎』や

『若鮎の会』
今は『上方歌舞伎会』と名称を変えていますが
十三代目が育んでくれたものが
根を張り今を支えているんだな、と





お話好きな様子
十三代目を囲む人々との姿や
十三代目の笑顔!に、キュンっ!となったり(笑)ラブ


ひとりになったときのお顔



汽車や電車が大好きなこと
文章を書くことが大好きなことも
知って


十三代目の名演の数々
私がいままで観たことのない演目や場面も実際の舞台を映像に残して下さっています。






家族


舞台を共に生きる人たち



…胸が熱くなります。



だんだんに視力が失われていっていっていること
人に助けてもらうことが増えていく姿


舞台に立ち続ける姿


舞台に生きる、姿


その輝き






その、輝き。









声を出して泣きたかった

です。

NFCニューズレター第133号

二ページにわたり松竹文芸部・松岡亮さんが映画について、監督について、十三代目について、あたたかな文章をよせています。



たくさんの人に観てほしい、ですし


一作一作じっくり繰り返し見たい作品で


映画についての説明会などもあったら嬉しかったです。


電車



実際に十三代目の舞台に触れることができた方々を心から羨ましく思います!




キラキラ
若鮎の巻の
嵯峨野の御自宅の風鈴の音が印象的だったこと


息子さんたち
娘さんたち
奥さま

笑顔



お盆の為につくっていた、あんこ美味しそうだなあとか


八代目のお人形



十三代目がみた夢のひとつ
忠臣蔵で判官と由良助二役を勤めていて
切腹したあと、由良助も勤めているのにさあどうしようかと物凄く苦しんだことびっくりとか…
(お、お腹痛かったのかしらあせる)




バラバラでごめんなさい。
印象に残ったので書いておきます!
十三代目のご本を読んだらまた映画のこと気づくことあるかもしれません。やりたいこと増えてばかりでおいつけてません!




うまく
言葉に出来ませんが


私はそもそも十三代目を実際には知らないのに


強く
喪失感を覚えて




まいっちゃいましたあせるあせるあせる






十三代目がいたからこそ育まれたものがあって



十三代目そのものを私は知らなくても



感じれているのだと




だからお芝居を好きになったのだと






思います。





お芝居を
映画を


ありがとうございます。




お芝居たくさんみたいです爆笑