年末、開催予告を聞いていたのに、
師走のせわしなさの中、見に行けなかったこちらの2月版を、
今度はちゃんと確認するつもり、、、
(心理療法等を行う際のサイケデリック(精神薬)の補助的な利用)
そうこうしてる間に、日本では大麻取締法が改正。
要約されているサイトによると、
「医療に応用できる道をひらく とともに、不正な使用を厳しく禁じる」
とのこと。
医療に応用できる道をひらく とは、、
まずは、てんかんや神経変性疾患などの治療に、効果が期待されているようです。
もっと色々なところから、治療への応用を希望する声が上がってきそうですが。。。。
そういえば、少し前、製薬業界で、ドラッグ・リポジショニング(DR)というのが、とても注目を浴びた時期があって、、、
これは、例えば、胃腸薬に含まれている成分が、実はドライアイにも効くらしい! みたいな、
特定の疾患のために開発された既存薬が、他の疾患にも効くんじゃない? と、
その可能性を発掘する取り組み。
思わぬお薬が、思わぬ効果を発揮するらしい。
とても注目を浴びた理由のひとつとして、
DRの場合、既存薬なので、人体への安全性がすでにある程度証明されているから、
臨床試験にかかるコストや時間がかなり削減でき、その面からも魅力的とされていたものです。
しかし、こと神経変性疾患に対しては、そもそも本当に効果的な薬って、、まだないんだよね、と、当時、内情をよく知っている医師の先生が話されていて、
でも、製薬会社さんは、お金と時間をかけて開発した薬、売れてくれないと困るわけで(たとえあまり効果がないにせよ)、
先生のところに見えられて、薬の宣伝・プレゼンされるわけで、
それが患者さんに処方されてゆくわけで、
色々複雑な世界だと思ったのでした。
そういえば、認知症を患っていた親戚は、
有名な認知症の薬を処方されて飲んでいましたが、効果は ???? だったかなあ、、、
でも、今はもっと状況が変わっているかもしれませんね。
人の神経やメンタルは本当に複雑で、
何がどう作用するか読めない点がいっぱい、、、